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Leica Iii バルナックライカで撮る 街角スチル#4 | バルナック ライカ 魅力 22 ベストアンサー

トピック記事を見てみましょう “バルナック ライカ 魅力 – Leica III バルナックライカで撮る 街角スチル#4“? カテゴリ内: Top 805 tips update new. この記事は、インターネット上の多くのソースからのIn.taphoamini.comによって編集されています. 著者ΦiLによる記事には3,825 回視聴があり、高評価 65 件で高く評価されています.

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Leica III バルナックライカで撮る 街角スチル#4 – バルナック ライカ 魅力 このトピックの詳細

テーマの説明 バルナック ライカ 魅力:

バルナックライカって個人的にDIIIが一番いけてると思います。
IIIaは1/1000が切れるのに対しDIIIは1/500までですけど、迷う要素が少なくなってメリットに思います。
お酒飲みながら空シャッター切ると肴にもなるしお得!!!!!!!!!!
使ったカメラ・レンズ
Leica Diii 前期
Leitz elmar 5cm f3.5
Leitz elmar 9cm f4

トピックバルナック ライカ 魅力の詳細についてはこちらをご覧ください:

すべてのカメラ好きはライカにふれる | スタッフブログ

一方バルナックライカの二眼式ファインダーに対し、一眼式レンジファインダーカメラは「M型」 … と思える魅力があるのがライカのすごいところです。

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バルナック型ライカの魅力と使い方 – ステレオカメラ

無料レポート「バルナック型ライカの魅力と使い方」配布中です! 海外製中古カメラ専門店【STEREO CAMERA ステレオカメラ】をご覧いただき、誠にありがとうございます …

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ストリートスナップ・ライカということでいえば、M3よりIIIa …

ライカを使い始めてから暫くはM。バルナック は見た目には魅力があったものの、実用性や故障等を懸念して避けてました。キッカケはセイケトミオさん。

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本ブログの一本目の記事で、はじめて購入したのがバルナック型のライカIIIfだった … 思えばこのあたりの写真が撮れてしまったので、ライカレンズの独特の魅力に …

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【保存版】憧れのカメラ「ライカ」の魅力とおすすめモデル6 …

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いつかは欲しいカメラ ライカの魅力 カメラの豆知識 カメラ …

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Source: re-camera.com

Date Published: 2/22/2022

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コンテンツの写真 バルナック ライカ 魅力

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Leica III バルナックライカで撮る 街角スチル#4
Leica III バルナックライカで撮る 街角スチル#4

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バルナックライカ徹底解説!中古の見分け方から使い方まで

いま注目度がどんどん上がっている中古フィルムカメラ。

なかでももっともメジャーなのが「35mmフィルムカメラ」ですが、その元祖がどんなカメラだったか知っていますか?

世界初の(実用的な)35mmフィルムカメラ。

それがバルナックライカです。

バルナックライカとは、高級フィルムカメラとして知られている「ライカ」(Leica)のなかでも、古いタイプのカメラのことを指します。

このバルナックライカがなければ、いまと同じ形で35mmフィルムカメラが存在することはなかったでしょう。

ひいては、いまのデジタルカメラの形も大きく異なっていたかもしれません。

そう、バルナックライカはフィルムカメラの「原形」のひとつ。

ライカ用の銘レンズと組み合わせれば、レトロかつ質感あふれる魅力的な写真を撮ることができますよ。

また独特の操作方法も、ある種「儀式的」「魔術的」な満足感があるもの。

中古フィルムカメラを使うなら、ぜひ体験してみてほしいカメラです。

今回はそんなバルナックライカの種類や使い方について、中古フィルムカメラ専門店、サンライズカメラのスタッフが徹底解説します!

これからバルナックライカを手に入れるときのおすすめ機種

まず最初に、これから初めてバルナックライカを手に入れるときのおすすめ機種を紹介します!

ライカIIIf

初めてのバルナックライカに最適なのがライカIIIf!

1950年代製造のため、戦前のモデルより状態が良いものが多く、戦中のモデルに比べ仕上げも良好!

安心してバルナックライカを楽しむことができますよ。

当店、サンライズカメラでもバルナックライカを多数取り揃えていますので、ぜひ公式サイトを御覧ください!

バルナックライカ

中古フィルムカメラのなかでも、常に中古で一定の人気があるバルナックライカ。

M型ライカほどの派手さはないですが、エンスー好みのフィルムカメラです。

まず、バルナックライカとはどんなフィルムカメラなのか、簡単に紹介します。

バルナックライカの魅力とは

サンライズカメラのスタッフである筆者も、実はバルナックライカをメインに撮影をしていたことがありました。

そのときに使っていたのはライカIIIb。

初めての、レンジファインダーとビューファインダーが隣接するようになったバルナックです。

実際にバルナックライカを使ってみて、筆者もその魅力に引き込まれました。

バルナックライカの最大の魅力。

それが、手のひらに収まる精密感。

単に密度の高い、精密なカメラというだけならいくらでも存在します。

バルナックライカはその密度感が段違い。

1920〜50年代の最先端の技術を詰め込んだ、まさに宝石というほかない小宇宙を、両手で操ることができるのです。

また、カメラ自体の小ささもその魅力を引き立てます。

国産一眼レフやM型ライカよりもずっと小さなボディ。

さらに、バルナックライカは35mmフィルムカメラの元祖であることも、使う悦びをかきたててくれるでしょう。

歴史上、多くの名写真家が愛用してきたバルナックライカ。

バルナックライカを使うとき、誰でも木村伊兵衛に、ブレッソンになることができるのです。

バルナックライカ=バルナックさんが作ったライカ

小型の高級カメラとして知られるライカ。

その元祖であるとともに、ライカの地位を確固たるものとしたのが、この記事で紹介するバルナックライカです。

バルナックライカとは、実は人名に由来するネーミング。

バルナックライカを開発したのは、光学技術者のオスカー・バルナック(Oskar Barnack, 1879〜1936)。

オスカー・バルナック

※ウィキメディア・コモンズよりパブリックドメイン画像を引用:引用元

オスカー・バルナックは、「映画用フィルムを写真用に転用する」というアイデアにより、小型で速射性に優れるカメラを発明。

もともとは映画用だった35mmフィルムが、このバルナックライカによって写真用フィルムのスタンダードとなったのです。

バルナックライカの先進性

さて、そんなバルナックライカは、発明・改良された1920〜30年代において非常に先進的なカメラでした。

戦前には「ライカ一台、家一軒」と言われたくらい高価だったカメラですが、当時、それくらいの最先端の工業製品だったことの現れでもあるのです。

連動距離計の搭載

初期のものや特殊モデルを除き、バルナックライカには連動距離計が搭載されています。

連動距離計とは、レンズのピントリングを回して距離計の二重像を合わせるだけでピントが合う機構。

それまでの距離計は、距離計で求めた数値をもとにレンズのピントリングの数字を合わせる作業が必要でしたが、それを自動化しました。

互換性のあるレンズ交換機能

バルナックライカは、ライカC型以降レンズ交換が可能となり、またC型の途中以降は、完全に互換性のあるレンズマウントを備えるようになりました。

バルナックライカのレンズマウントは、L39スクリューマウント(ライカLマウント)。

フランジバック28.6mmの、口径39mm、ネジピッチ26分の1インチという規格です。

ライカDIIのL39マウント(1930年代)

ライカIIIfのL39マウント(1950年代)

統一された規格のため各種交換レンズが完全互換で使用可能。

レンジファインダーカメラの標準マウントとして、戦後には日本のCanonやminoltaをはじめ、各種メーカーに採用されることとなりました。

Canon 7SのL39マウント(1960年代)

また、日本やロシアなど、各国で作られたオールドレンズが使用可能です。

引き伸ばしを前提とした小型カメラ

最後に、バルナックライカが成功した最大の理由。

それが、「拡大引き伸ばしを前提とした完全なシステム」を最初から用意していたことです。

写真の引き伸ばし

小さいフィルムで写真を撮影して、紙へのプリント時に大きく拡大焼き付けする。

今の目から見るとあまりに当たり前すぎて見過ごしがちですが、これは当時、非常な技術革新だったのです。

35mmフィルムカメラの発明以前、写真は基本的にフィルム・ガラス乾板ともに「密着焼き付け」で鑑賞するものでした。

すなわち

フィルムの大きさ=プリントの大きさ。

原寸大のプリントが普通だったのです。

しかし、バルナックライカが採用した35mmフィルムは、そのまま鑑賞するには小さすぎます。

そこでライカを販売するエルンスト・ライツ(Ernst Leitz)社は、引き伸ばし機を含むシステムを提供。

拡大引き伸ばしのプリントが行える環境を用意したのです。

また、フィルムから拡大するということは、その分レンズにも高い解像力が求められます。

バルナックライカでは、もちろんそのレンズ性能にも気を配りました。

最初期のライツ・アナスチグマートやエルマックスといったレンズは3群5枚。

有名なエルマーレンズは3群4枚と、当時としてはコストをかけたレンズ構成を標準で採用。

もともとエルンスト・ライツ社が持ち合わせていた光学技術と合わせ、大伸ばししても破綻しない描写力を実現したのです。

エルマーレンズ(50mm F3.5/画像はもっと新しいもの)

エルマーと、各種ライカレンズについては以下の記事で解説しています。

バルナックライカは世界を変えた

このように、非常に高い完成度を持ったライカは、カメラの世界を大きく変えました。

それまでカメラといえば大きく、持ち運びが不便で、速写性に劣るのが普通。

それがライカの登場により、いつでも、どこでも、どんな場面でも、写真を撮ることが可能となったのです。

バルナックライカを愛用した写真家はあまりに多すぎて列挙するのも不可能なくらいですが、最も有名なところでは「決定的瞬間」のアンリ・カルティエ・ブレッソン(Henri Cartier-Bresson, 1908〜2004)や、戦争写真で知られるロバート・キャパ(Robert Capa, 1913〜1954)などが挙げられます。

日本人ではやはりライカの名手、木村伊兵衛(きむら いへえ, 1901〜1974)が代表的存在でしょう。

コピーされたバルナックライカ

さて、そんなバルナックライカは、あまりの完成度ゆえに各国でコピー製品が大量に作られることとなります。

戦前から旧ソ連をはじめ各国がコピーを試みていましたが、本格化したのは第2次世界大戦が始まってからのこと。

ナチス・ドイツからのライカの供給が途絶えたため、軍用カメラとして各国が国を挙げてライカコピーを作り始めたのです。

この時期のカメラとしては、イギリスの「リード」(Reid)、アメリカの「カードン」(Kardon)、日本の「ニッポンカメラ」、旧ソ連の「フェド」(Fed)などが有名です。

アメリカ製ライカコピー:カードン+ミリタリーエクター47mm

さらに第2次世界大戦が集結すると、ドイツの敗戦によりライカ関係の各種特許が無効となり、各国は大手を振るってコピーライカを製造することができるようになります。

ここでライカコピーを作り始めたのが戦後の日本。

外貨獲得手段として、輸出向けの精密工学機器を安価に大量生産するようになったのです。

バルナックライカの完全なコピーとしては、ニッカ(Nicca)やレオタックス(Leotax)、タナック(Tanack)やメルコン(Melcon)などが知られています。

国産ライカコピー:レオタックス(K型)

国産ライカコピー:ニッカ(3S)

またキヤノンやニコンのレンジファインダーカメラも内部機構はバルナックライカの影響が非常に色濃く、日本製35mmフィルムカメラはバルナックライカの子孫だと言っても過言ではないのです。

また旧ソ連でも、バルナックライカの完全なデッドコピーとして上記のフェドやゾルキー(Zorki)が作られ、こちらも独自の進歩をしていくこととなります。

旧ソ連製ライカコピー:ゾルキー1

バルナックライカの見分け方

バルナックライカの代表的な機種を紹介する前に、バルナックライカの型番(機種名)の付け方について解説します。

バルナックライカには、IIIa、IIIc、IIIf、IIc、Ifなど、ローマ数字とアルファベットを組み合わせた機種名がついていますが、いったいどんな基準があるのでしょうか。

ローマ数字は「機能」を表す

バルナックライカの機種名は、IIIaやIIc、Igといったように、ローマ数字のあとにアルファベットが付く形で表されます。

ローマ数字が表すのは、「カメラの機能」です。

バルナックライカの機種名のローマ数字は、III(3)、II(2)、I(1)の3種類があり、数字が大きい方が高機能です。

具体的には、

III:スローシャッターあり・レンジファインダーあり

II:スローシャッターなし・レンジファインダーあり

I:スローシャッターなし・レンジファインダーなし

となります。

ライカIIIf:レンズマウント脇にスローシャッターがついている

ライカDII:上記のIIIfと異なり、こちらにはスローシャッターがない

また、シャッターの最高速も、IIfとIfの途中まで、下位モデルは1/500秒(上位機種は1/1000秒)に留められました。

これは、そもそもスローシャッターもレンジファインダーもないライカI型が最初に作られ、レンジファインダーが搭載されてライカIIに、そこからスローシャッターも追加されてライカIIIとなったことに由来しています。

ただし、これから中古でバルナックライカを手に入れるとすると、ほとんどの場合、レンジファインダーとスローシャッターの付いたモデルになると思われます。

製造数も多く、中古市場で販売されているのも、ほとんどが同様のモデルとなります。

とくにレンジファインダーのないIcやIfなどのモデルは、マニア向けのカメラとしての色が濃いです。

バルナックライカは純正改造でアップグレードできた

実はライカを製造していたエルンスト・ライツ社では、ライカの純正アップグレード改造を受け付けていました。

具体的には、ライカIcやIfをIIc、IIfというようにファインダーを取り付ける。

また、IIcやIIfといったモデルにセルフタイマーを取り付けてIIIcやIIIf相当とする。

さらに、バルナックライカはIIIfでフラッシュ用のシンクロ接点が追加されましたが、それ以前のバルナックライカにシンクロ接点を後付する改造も行われました。

ただし、基本的にはそのようなボディはマニア向けのコレクターズアイテムの色が濃いといえるでしょう。

アルファベットは発売順を示す

ローマ数字のあとに付くa、b、c、f、gというアルファベットは、基本的には発売順を表します。

機能が改良されるたびにモデルチェンジとしてアルファベットが進んでいく形です。

ただし、IIIdはとても希少なコレクターズアイテム中のコレクターズアイテム。

またIIIeというモデルは存在しません。

アルファベットのないモデルは、IIIaよりも前のモデルとなります。

バルナックライカ各機種紹介

それではここから、具体的にバルナックライカの各機種について紹介していきます。

バルナックライカの歴史は35mmフィルムカメラの歴史そのもの。

中古でバルナックライカを手に入れて使うのは、カメラの歴史を体験することそのものです。

ぜひ参考に、あなたにぴったりのバルナックライカを手に入れてくださいね!

ウル・ライカ(1914年)

Ur Leica(ウル・ライカ/ウア・ライカ)は、バルナックライカの生みの親、オスカー・バルナックが最初に作った35mmフィルムカメラ。

映画用の35mmフィルムから2フレーム分を使うというアイデアは、このカメラからはじまりました。

開発意図としては、映画用フィルムの感度検査用とも、オスカー・バルナック自身が病弱だったことから、軽く小型で持ち歩きやすい写真機材が欲しかったからとも言われています。

フィルムの装填・取り出しは全暗で行う必要がありました。

3台が作られ2台しか現存しない、国宝級のカメラです。

ライカ0型/ヌル・ライカ(1923年)

ライカ0はNull Leica(ヌル・ライカ)とも呼ばれ、バルナックライカのプロトタイプとも呼べるカメラです。

基本的にはコレクターズアイテム中のコレクターズアイテムで、(ネットオークションではない)オークションで数億円単位の値段がつくたぐいのアイテムです。

なお、2001年からライカ社による復刻版も4000台限定で発売されました。

機構的にはまだまだ未完成で、巻き上げ時には感光を防ぐためにレンズキャップの装着が必須になっています。

ただし、フィルムマガジンを使うことで、これ以降、暗室といった全暗でなくてもフィルム交換が可能となりました。

ライカA型

ライカA型(エルマー付き)

ライカA型は、初めての市販されたライカ。

レンズはまだ交換できず固定式。

主にレンズの違いにより数種類が存在します。

数百万円はするモデルです。

以下のようなものが代表的です。

ライツ・アナスチグマート(Leitz Anastigmat )付き:1923年・初期の150台程度

エルマックス(Elmax)付き:上記と同レンズで名称が異なる。1,500台ほど存在

旧エルマー(Elmar)付き:1926年・シリアル10,000以前

近接エルマー(Elmar)付き:1927年・通常のエルマーは最短撮影距離1mだが、1.5フィートまで寄れる

新エルマー(Elmar)付き:1928年・旧エルマーとは硝材が異なる

ヘクトール(Hector)付き:1930年・製造数1,000台以下、非常に希少

まだスローシャッターもレンジファインダーも存在しません。

基本的にはこちらも、完全にマニア・コレクター向けのモデルです。

シャッター最高速は1/500秒。

ライカB型(1926年)

ライカB型は、ライカA型の欠点である「スローシャッターがない」という問題を解決するために、デッケル社のコンパーシャッターを装備したモデル。

すなわち、他のバルナックライカが全てフォーカルプレーンシャッターなのに対し、このライカB型はレンズシャッターです。

ピントを合わせるとシャッターごと回転することで知られています。

旧コンパー(ダイヤルセット式)付きと新コンパー(リムセット式)付きに大別できます。

またA型同様近接エルマー付きが存在します。

製造数はすべて合わせて1,500台程度で、いうまでもなくこちらもマニア向けアイテムです。

ライカC型(1930年)

レンズ交換が可能となった初めてのライカ。

このライカC型が元となり、L39スクリューマウントの規格が誕生しました。

ただし、最初はカメラとレンズのフランジバックにばらつきがあり、カメラとレンズごとに個別の調整が必要でした。

1931年、C型の製造途中でフランジバックの規格が完全に統一され、どのカメラやレンズでも相互に交換・装着が可能となりました。

マウントが統一規格となった個体には、マウントに「0」の刻印が施されており、これは後年のバルナックライカまで受け継がれています。

シャッター最高速は1/500秒。

ライカDII/ライカII(1932年)

レンジファインダー(連動距離計)を搭載したはじめてのライカ。

レンズ交換が可能な連動距離計付きカメラ、という35mmフィルムカメラの基本が、このライカDIIで確立されました。

日本国内ではライカDIIと呼称されることも多いですが、ドイツでの公式呼称はライカIIです。

これは上記のライカA〜Cが、本来、「ライカI型」のAタイプ〜Cタイプだったため、日本ではそれに続くD型と呼ぶようになったことに由来しています。

シャッター最高速1/500秒。

ライカスタンダード/ライカE型(1932年)

上記のライカDIIからレンジファインダーを省略したモデルです。

シャッター最高速は1/500秒。

ライカDIII/ライカIII(1933年)

上記のライカDIIにスローシャッターを搭載したモデル。

このライカDIIIでバルナックライカの形は完成したといえるでしょう。

シャッター最高速が1/500秒と、後の機種の1/1000秒に比べて一段遅いこと以外は、ほぼ同じ機能を備えています。

DIIとの違いは他に、ストラップアイレットの追加(それまではストラップ金具がなく、革ケースに入れることを前提としていた)、ファインダーの視度調整が可能となったことなどが挙げられます。

ライカIIIa(1935年)

シャッター最高速が1/1000秒となったモデルです。

中古でバルナックライカを手に入れる場合、価格がこなれており、機能的にも完成しているこのIIIa以降のモデルから選ぶのがおすすめ。

バリエーションも存在し、第2次世界大戦中にドイツ海軍へ供給された、鉤十字・鷲のマークが刻印されたモデルが有名です。

また戦後の1949年から1951年にかけては、フランス占領下の、ドイツ・モンテザールで、フランス国内でのカメラへの関税を避けるために組立が行われ、ライカIIIaモンテザールとして珍重されています。

ライカIIIb(1938年)

ライカIIIb(筆者私物)

IIIa以前の連動距離計付きバルナックライカは、距離計窓とフレーミング窓の間が広く開いていたのですが、このIIIbではフレーミング用窓の光路をプリズムで曲げることにより、両者を隣接させることを実現しています。

ファインダー構造自体が異なり、このIIIbでは既にファインダーブロックはダイキャスト製になっています。

このファインダー構造はそれ以降のバルナックライカにも受け継がれます。

このライカIIIbまでと、次機種のIIIc以降ではボディの構造が大きく異なっており、IIIb以前は「板金」ライカと呼ばれています。

ライカIIIc(1940年)

機能的にはライカIIIbとほぼ同様ですが、カメラボディが堅牢かつ加工性の高いダイキャスト製となりました。

それに伴い、本体のサイズが一回り大きくなっています。

ちょうど第2次世界大戦期に相当する期間に製造されたモデルのため、ドイツ軍に供給されたモデルなど、中古ではマニア人気の高いコレクターズアイテムが相当数存在します。

いっぽうで戦後すぐに製造されたモデルには、メッキの品質が非常に悪く著しく劣化している個体なども存在するため、構造上の完成度は高いものの、中古カメラとしてはピンキリなモデルであるといえるでしょう。

とくに戦後、1947年頃から製造されたモデルは貼り革(グッタペルカ)の模様が異なり、「シャークスキン」と呼ばれています。

レンジファンダーやスローを省いた、IcやIIcといった派生モデルが存在します。

ライカIIId(1940年)

ライカIIIcにセルフタイマーを装備した希少モデル。

400台あまりしか存在しないとされています。

そもそもIIIcは当初セルフタイマーを装備する予定だったのですが、国際情勢の変化により搭載が見送られたという経緯がありました。

ライカIIIf(1950年)

フラッシュ用のシンクロ機能を追加したモデルです。

機種名はeを飛ばして、フラッシュ付きであることからfとなりました。

当時はまだカメラ用フラッシュに統一規格がなく、手動で各フラッシュ・ストロボごとに設定された「コンタクトナンバー」を選ぶ形式となりました。

シャッターダイヤル基部にコンタクトナンバーを選ぶダイヤルが追加されている

コンタクトナンバーの違いで、「ブラックダイヤル」(ブラックシンクロ)と「レッドダイヤル」(レッドシンクロ)に二分されます。

また1954年からはセルフタイマーが装備され、バルナックライカは機構面においてはほぼ完成の域に達しました。

個体ごとに状態のばらつきが大きいIIIcと異なり、このIIIfは品質が安定している時期の製品かつ、機構的にも完成しているので、これからバルナックライカを中古で手に入れるならもっともおすすめの機種だといえるでしょう。

派生モデルとしてIfとIIfが存在します。

ライカIIIg(1957年)

1954年、フルモデルチェンジを行ったライカM3が発売され、バルナックライカはその歴史の幕を閉じたかに見えました。

ところがユーザーからは、使い慣れたバルナックライカの改良を望む声が続出。

その声に応えてバルナックライカを更に改良したのがIIIgです。

具体的にはM3同様に、パララックス自動補正式のブライトフレーム付きファインダーを搭載。

いっぽうで連動距離計はそれまで同様、フレーミング用のファインダーとは別窓となっています。

ファインダーが大型化したことで、見た目もそれまでのバルナックライカとは大きく変化しています。

またM型ライカ同様、シャッター速度が倍数系列になっています。

変わり種バルナックライカであると同時に機構の完成度も高いため、中古でも人気が高いモデル。

通好みのバルナックライカだといえるでしょう。

派生モデルとしてIIgとIgが存在(IIgは実在はするが販売されたか不明)。

Igについては、それまでのIcやIfの上面がフラットだったのに対して、軍艦部がファインダーを除いた分も出っ張っている独特の形態となっています。

バルナックライカ 中古購入のポイント

さて、それではバルナックライカをこれから中古で購入するなら、いったいどんなことに気をつけたらよいのでしょうか?

他のフィルムカメラを中古で買うときと同様の点ももちろん注意が必要ですが、クラシックカメラとしての色が濃いバルナックライカには、独自のチェックポイントも存在します。

シャッター幕の劣化・穴

バルナックライカは基本的に、横走り布幕フォーカルプレーンシャッターを搭載しています。

古い時代のカメラのため、幕が劣化している個体も多く存在します。

状態チェック時には幕の状態チェックを念入りに行いましょう。

幕交換は基本的にオーバーホール相当の代金が必要になってしまいます。

また、レンジファインダーカメラに共通することですが、太陽光で幕を焼いてできたようなピンホールにも気をつけましょう。

スローの状態

他の機械式フィルムカメラにも共通しますが、スローシャッターが切れているか、粘っていないかをチェックしましょう。

スプール欠品はNG

バルナックライカのスプール

古い時代の35mmフィルムカメラには、このバルナックライカを含め、フィルムの巻き上げ軸(スプール)が取り外し式のものが存在します。

バルナックライカも基本的にスプールが取り外し式です。

このスプールが欠品していると当然ですがフィルムを装填できないので、スプール欠品のものは避けましょう。

中古でスプールだけ購入しようとすると、フィルムカメラのアクセサリーにありがちなことですが、とても割高になってしまうことが多いです。

おすすめのバルナックライカはどの機種?

では、具体的にこれから中古でバルナックライカを購入するとしたら、どの機種がよいといえるのでしょうか?

イチオシはIIIf

機種紹介でも書きましたが、これからバルナックライカを手に入れるなら、IIIfがもっともおすすめできるといえるでしょう。

理由はなんといってもその完成度。

機構的に完成の域に達しているだけでなく、1950年代という製造年代もあり、加工精度もとてもよいです。

フラッシュを使うことはほとんど考えられないでしょうが、状態のばらつきが大きいIIIcよりも、IIIfのほうが良好な状態で末永く使える可能性が高いのではないでしょうか。

少し高めで良いならIIIgも狙い目

伝統的なバルナックライカのスタイルとは異なりますが、通好みなフィルムカメラが欲しいならIIIgもおすすめです。

時代が新しいので機構的にも信頼できますよ。

ただし値段は少し高めです。

予算を抑えるならIIIa〜IIIc

いっぽう、安価にバルナックライカが欲しいなら、IIIa〜IIIcも狙い目。

バルナックライカはM型ライカに比べ中古価格もこなれてきているので、本物の「ライカ」を手軽な値段で始めることができますよ。

ただし、DIII以前の機種は流石に古すぎるので、これからバルナックライカを初めて手にする方には不向きかもしれません。

片流れと角窓

IIIaやIIIbには、ファインダー窓の形に「片流れ」と「角窓」という二種類が存在します(DIII・DIIも同様)。

IIIaの前期とIIIbのごく一部が片流れ。

分かる人には分かるこだわりポイントなので、片流れのライカを使っていると、中古カメラファンの注目を浴びること間違いありません!

上記画像はライカDIIですが、ファインダー窓(中央)が「片流れ」になっています。

バルナックライカの使い方

最後に、バルナックライカの使い方について紹介します。

35mmフィルムカメラのなかでの初期の機種だけあり、使い方が独特なバルナックライカ。

フィルム装填の方法やシャッター速度の変更など、覚えておきたいポイントを解説します。

1:フィルム装填

バルナックライカを使う上での第一関門、フィルム装填。

ですが慣れてしまえばとくにどうということはありません。

底蓋を外す

バルナックライカは、他の35mmフィルムカメラのように「裏蓋」は開かず、「底蓋」を外してフィルム装填を行います。

底蓋を外すには、底蓋の開閉ノブを起こして半回転させます。

すると底蓋を外すことができます。

底蓋を開けたら、スプール(フィルム巻き上げ軸)を引っ張って取り出します。

このスプールに、フィルムの先端を挿入して、再びカメラの内部に戻すこととなります。

装填方法1:フィルムをカットする

底蓋からフィルムを入れるときに、そのまま入れてしまうと、内部でフィルムが引っかかってしまいます。

そのために、フィルムが引っかからないようにする工夫が必要です。

まず、公式に推奨されているのが、フィルムをカットするという方法。

実は、裏蓋の内側にもフィルムのカット方法が印刷されています。

具体的には、フィルムの先端部分を長めにハサミで切り取ります。

そうしたら、フィルム先端をスプールに挿入。

あとはカメラ内部に入れて、裏蓋を閉じるだけです。

メーカー推奨の方法のためトラブルも少なく安全に使えますが、あらかじめハサミでカットする手間がかかるのが難点です。

動画でも解説していますので、参考にしてくださいね。

装填方法2:テレホンカード・ポイントカードを使う

フィルムをカットする手間を省くことができるのが、テレホンカードのような薄いカードを使う方法。

こちらは以前から書籍などでも紹介されてきた方法ですが、装填に失敗すると故障を招くので、基本的にはあまりおすすめできません。

(フィルムが内部で引っかかって、切れ端が機構に噛み込む、などのトラブルを招きます)

具体的な方法としては、まず、薄いカードをフィルム装填部分に差し込みます。

そうしたら、先端をスプールに入れたフィルムを、カードの後ろ側(カードとカメラ背面側の隙間)に入れていきます。

こうすることで、内部の引っかかる部分がカードで隠れるため、フィルムをカットしなくても問題なく装填することができるのです。

これは愛好家が始めた方法で公式には認められていません。

広く行われてはいますが、ベストな方法ではないことを再度書き添えておきます。

こちらの方法も動画で解説しています。

どちらの装填方法を使った場合でも、装填が終わったら巻き上げて空シャッターを切ります(2回程度)。

フィルムはノブで巻き上げます。

空シャッターを切ったら、フィルムカウンターを回して、手動で0に合わせます。

2:シャッター速度の合わせ方

バルナックライカのシャッター速度で独特なのが、シャッター速度の合わせ方です。

バルナックライカのシャッターは「二軸回転式シャッター」というもの。

古めの時代の形式です。

最大の特徴が、高速側のシャッターと低速側のシャッターで設定ダイヤルが別れているということです。

※下記の参考画像ではレンズが引き出されていませんが、実際の撮影時にはレンズを引き出してから設定・撮影します。

高速シャッターを合わせる

1/20秒または1/30秒より高速のシャッターを切る場合には、ボディ上面のダイヤルで設定します。

高速側シャッター速度は、巻き上げを行ってから合わせます。

巻き上げの際とシャッターを切った際にダイヤルが回転するので、(物理的には回しても壊れませんが)、巻き上げ前に合わせようとしても、どの速度に合わさっているのかわかりません。

ダイヤルはそのままでは回らないので、少し持ち上げて回します。

手を離すと元のように下がってロックされます。

低速シャッターを合わせる

低速シャッターを使うときには、まず高速シャッターのダイヤルを20-1、25-1、または30-1と書いてある部分に合わせます。

そうしたら、ボディ前面にあるスロー用のダイヤルを回して速度を合わせます。

これで低速シャッターを使うことが可能です。

スローシャッターを使用したあとは、1/25秒などスローシャッターのうちもっとも最高速に戻しておきましょう。

注意点:バルナックライカはシャッター速度の数値が異なる

現代のカメラに慣れている方にとってわかりにくいのが、シャッター速度の数字が微妙に異なるということ。

現代のカメラは基本的に、1/1000秒・1/500秒・1/250秒・1/125秒・1/60秒・1/30秒……というようにシャッター速度が2倍ずつ増減する「倍数系列」となっています。

倍数系列のシャッターダイヤルの例(ライカM3)

それに対して、バルナックライカでは、「大陸系列」という、数字のきりの良さを重視した数値が使われています。

(さらに機種により微妙にその数字も異なります)

頻繁に使うシャッター速度でいうと、

1/1000秒・1/500秒・1/200秒・1/100秒……というような並び方になっています。

バルナックライカの、大陸系列のシャッターダイヤル

このシャター速度の違いにどのように対応するか、という問題ですが……。

基本的に、近似値のシャッター速度を用いれば問題ありません。

筆者がバルナックライカを使うときには、1/200秒は1/250秒相当、1/100秒は1/125秒相当として撮影してしまっています。

もちろん厳密には1/3段程度ずれるわけですが、勘露出で撮る分には誤差の範疇に過ぎません。

露出計を使う場合でも、古いカメラのため、そこまで厳密なシャッター速度の精度が出ているかは不明なところ。

ある程度の目安で決めてしまってよいでしょう。

3:絞りを合わせる

バルナックライカはレンズ交換式カメラのため、レンズによって方法は異なりますが、レンズの絞りを回して絞り値を設定します。

4:距離(ピント)を合わせる

レンジファインダーで被写体との距離を合わせます。

バルナックライカの距離計は連動距離計なので、レンズのピントリングを回して二重像を合わせるだけでピントが合った状態となります。

ピントを合わせるときは、2つあるファインダー窓のうち左側を覗きます。

ファインダーを覗くと像が二重になっています。

レンズのピントリングを回すと二重になっている像が動きます。

2つの像が完全に重なる(一致する)と、ピントが合った状態になります。

ファインダーを覗いたときの見え方は、以下の動画も参考にしてみてください。

5:フレーミング

距離を合わせたら、撮影時のフレーミングを行います。

フレーミングは右側のファインダー窓で行います。

バルナックライカのファインダーは、後年のレンジファインダーカメラに比べるとかなりおおざっぱなもの。

バルナックライカのビューファインダー

内蔵ファインダーは50mmレンズ用で、他の焦点距離のレンズを使うときには外付けファインダーを取り付けることとなります。

6:シャッターを切る

シャッターは、ボディ上面のシャッターボタンを押して切ります。

シャッターを切ったらフィルムをノブで巻き上げます。

7:巻き戻す

36枚もしくは24枚、撮影が終わると巻き上げが固くなり、それ以上巻き上げられなくなります。

(無理やり巻き上げるとフィルムが千切れてしまうので気をつけましょう)

フィルムを1本撮りきった状態なので、巻き戻しを行います。

フィルムを巻き戻すときには、シャターボタンの前にあるレバーを「R」に合わせます。

これで内部のギアがフリーになり、巻き戻しが可能となります。

巻き戻しは、巻き上げと反対側にあるノブで行います。

巻き戻しノブが軽くなるまで回し、軽くなった後も念のため数回転させておきます。

これで巻き戻し完了です。

巻き戻しが終わったら、レバーを「R」から元の状態に戻しておきます。

フィルム装填時と同じように裏蓋を開けて、フィルムを取り出します。

これで撮影は完了です。

巻き戻し方法は以下の動画でも解説しています。

撮影時のTips

撮影時に気をつけたいいくつかの点を解説します。

沈胴レンズの引き出し方

バルナックライカでよく使われるのが、エルマー(Elmar)をはじめとする沈胴レンズ。

沈胴レンズは、引き出して撮影状態にする操作が必要です。

エルマーの場合、レンズをまずはまっすぐ引き出します。

レンズがそれ以上引き出せなくなったら、止まるまで右に回します。

これでレンズがロックされ、撮影可能な状態になりました。

逆に、撮影が終わったらレンズを左に止まるまで回し、押し込むことで収納可能です。

レンズの交換方法

バルナックライカのLマウントは、単純なネジマウントです。

レンズマウント自体がねじになっているので、レンズを反時計回りに回すと外れます。

反対に、装着時には時計回りに回して取り付けることとなります。

持ち運び時は必ずレンズキャップを装着しよう

バルナックライカに限りませんが、レンジファインダーカメラを撮影せずに持ち運ぶときには、レンズキャップを必ず付けるようにしましょう。

理由はレンズ保護だけではありません。

レンジファインダーカメラはシャッター幕の前に保護するものがなにもありません。

そのため、レンズに太陽が写り込むような状態で放置すると、太陽光がシャッター幕に焦点を結んでしまい、シャッター幕を焼いて穴が空いてしまうのです。

(虫眼鏡で紙が燃えるのと同じ原理です)

シャッター幕に穴が開くと撮影不可能になる上、多額のオーバーホール費用が必要になるので、レンズキャップを必ず装着するよう心がけましょう。

露出の合わせ方

バルナックライカには露出計はありません。

そのため、シャッター速度と絞りは単体露出計を使うか、勘で合わせることとなります。

単体露出計のおすすめは、フォクトレンダー VCメーターや、セコニックL-208ツインメイトといった、アクセサリーシューに取り付けられるタイプ。

フォクトレンダー VCメーター

また、最近ではスマホアプリにも高精度な露出計が存在するのでそちらを使うのもおすすめです。

単体露出計やスマホアプリを使っているうちに、光線状態と露出値の関係がわかってくるので、昼間くらいならすぐに勘で露出がわかるようになっていきますよ。

露出計については、以下の記事もご覧ください。

バルナックライカ 作例

それではバルナックライカではどんな写真が撮れるのでしょうか?

実際にフィルムで撮影した作例を紹介します!

モノクロ作例

使用フィルム:KOSMO FOTO MONO 100

カラー作例

使用フィルム:フジ業務用100

Lマウントオールドレンズで叙情的に景色を切り取るならバルナックライカが最適。

ぜひあなたもバルナックライカを相棒にしてみませんか?

バルナックライカでフィルムカメラの歴史を味わいませんか?

いまなら中古価格もこなれているバルナックライカ。

「本物」のライカをリーズナブルに楽しめる、フィルムカメラの中でもおすすめの選択肢です。

操作方法も覚えれば簡単。

むしろ独特な操作が、使っていくうちにむしろ心地の良い「儀式」になっていくかも?

作りの良さと歴史を感じるバルナックライカ。

中古カメラを楽しむなら、ぜひ手にしてみたい、歴史に残る存在です。

初めてのカメラ。 その14 ~Leicaの魅力に迫る!~

皆様こんにちは!去年はせっせと書いていたですがえらく久しぶりの更新です…。

突然ですが皆様はどんなカメラを使っていますか?

もし街中でアンケートを取ったなら、

おそらく「一眼レフカメラ」か「ミラーレスカメラ」が多いでしょう。

ここで「レンジファインダーカメラ」と答える方はカメラ上級者でしょう。

…レンジファインダー?何それ?

初めて聞く言葉だ、という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方は初めてのカメラ。 その1をお読み下さい。

言葉だけチラッと登場してるんですよ☆

ここでちょっとだけ昔話を。

今から遡ること百年ちょっと、ドイツにとあるメーカーが誕生します。

Ernst Leitz Optische Werke

……長い!

これこそ今なおカメラ界のトップブランドとして君臨する

Leica の始まりです。

1914年にウル・ライカというカメラを作ったのを起源として

「レンジファインダーカメラ」というジャンルを確立したのでした。

…ということで、この「レンジファインダーカメラ」というのが現代の主流となる

「一眼レフカメラ」が世に出る前のスタンダードだったんです。

特に、本ブログでちらちらと写真を載せている「バルナック型」というのが

レンジファインダーカメラの始祖です。

見た目にもオールド感が出ていますよね。

ここから更にLeicaは「バルナック型」に段々と改良を重ねていき、後に「M型」といわれる

Leicaを代表するレンジファインダーカメラを世に送り出したことで

カメラ界を代表するトップブランドの地位を揺るぎないものにしたのです!!

↓Leicaバルナックカメラ&50mmレンズはコチラ!↓

もちろんデジタルではなくフィルムカメラです。

そしてこのカメラを扱う上で「M型」にはない注意点が1つ。

フィルムを装填する際に上のフィルムのように

フィルムの先を10cmくらい切らないといけません。

底蓋を外してフィルムを入れるのですが「バルナック型」は背中の蓋が開かないので

引っかからないように先を細くして差し込んであげるのです。

専用のフィルムカッターが昔はあったのですが最近は見かけなくなりました。

上の写真を参考に切って使ってみて下さい。

↓↓作例を何枚かご紹介!↓↓

フィルムの写真は温かみがあっていいですよね!

デジタルでこの雰囲気はなかなか出せないのです。

それではまた!

つらつら書いてきました「初めてのカメラ。」シリーズ

また思いついたら書いていきたいと思います。

↓初めてのカメラ。シリーズの一覧はコチラ!↓

マップカメラの「ビギナーズガイド」

基本的な用語からちょっと掘り下げた話まであれやこれや。

↓これからカメラを始める方は是非ご参照あれ!ビギナーズガイドはコチラ!↓

札幌市の中古カメラ買取・レンズ買取専門店エゾカメラ【出張買取】

2021.05.27

みなさんこんにちは。

カメラ出張買取専門店エゾカメラ、スタッフの大江です。

カメラ好きのみなさんのあこがれのメーカーと言えば?

ハッセルブラッド?ローライフレックス?

いずれも素晴らしいカメラですが、いやいや、やはりそこは「Leica(ライカ)」でしょう!

今回は、当店に入荷したLeicaカメラを試写する機会がありましたので、カメラの頂点、Leicaについてご紹介させていただきます。

そもそもLeicaとは?

Leicaはもともとライカというカメラメーカーではありませんでした。ドイツの顕微鏡などを開発していたライツ社が始まりです。

ライツ社は1849年、エルンスト・ライツ一世が創業し、その後エルンスト・ライツII世の時代に技術者であるオスカー・バルナックがライツ社に入社することでカメラメーカーとしての歩みを始めます。

バルナックは、当時主流だったカメラは非常に大型であったことに疑問を持ち、三脚などを据えずに気軽に撮影できるカメラの開発に取り掛かりました。

バルナックは当時映画用に使われていた24x36mmフィルムを使用するカメラを開発することを思いつき、現在の35mmカメラの元祖、「ウル・ライカ」を開発します。

ウルライカをはじめとして、Leica Ⅲgまでのモデルは「バルナックライカ」と呼ばれ、装填方法などにコツがいるモデルとなります。

一方バルナックライカの二眼式ファインダーに対し、一眼式レンジファインダーカメラは「M型」と呼ばれ、M3を皮切りに、世界中の写真愛好家に愛される商品となりました。

様々な経営危機がありつつも、現在までカメラ世界のトップブランドとして君臨し、多くのカメラユーザーをとりこにし続けています。

Leica Standard

さて、そんなLeicaですが、今回はバルナックライカの初期、スタンダードが入荷しました。

スタンダードの原型となるDⅡは、Icの後継機種となります。Icは、それまでレンズ固定式だったIa、コンパーシャッターを搭載したIbなど、レンズ交換のできなかったI型シリーズにレンズ交換機能を付け、その後のバルナックライカに続くL39マウントを初めて採用したモデルとなります。

スタンダードとDⅡはその後継機として発売され、DⅡは距離計を搭載、スタンダードは距離計を省いた機種となります。

こちらはレンズにエルマー5cm F3.5が装着されています。

ライカのレンズ群の中でも最もポピュラーなレンズと言えるのではないでしょうか。

沈胴レンズで収納性、携帯性も抜群です。

ライカのレンジファインダーカメラはシャッターが布幕で、ピンホールのある機種が多くみられることから、今回はフィルムを装填し、試写して撮影結果を確認することとしました。

\EZOCAMERAは札幌のカメラ買取専門店!過去の買取事例はこちらから♪/

バルナックライカのフィルム装填

バルナックライカは、フィルム室の構造上、現行フィルムをそのままの状態で装填することは難しいため、フィルムをカットするか、テレフォンカードなどを使用して装填する方法があります。

今回は、フィルムをカットする方法を試してみたいと思います。

まずは裏蓋を開け、スプールを取り出します。

フィルムをカットします。

先端から10センチ程度を写真のようにカットし、本来の先端部分のようにカーブを付けてカットします。

今回はカットを多少失敗してしまいましたが許容範囲です。ですが「ささくれ」ができることは絶対に避けてください。フィルムがカメラ内部に残ってしまい、故障の原因となります。

フィルムをカットしたら、スプールに先端を差し込みます。

奥までしっかり差し込まなければ、巻き上げがうまくいかずにはずれてしまいます。

フィルムをちょうどいい長さまで巻きとり、スプールとフィルムパトローネを差し込み、空シャッターを一回切ったのち、裏蓋を閉め、巻き戻しノブを少し巻き戻してテンションがかかっているのを確認したら、フィルムカウンターを0に合わせて、再度巻き上げてからシャッターを切れば準備完了です。

Leica Standardを持って撮影へ

さぁ、いざ撮影へ出かけましょう。

いうまでもなくLeica Standardは露出もピントもマニュアルです。

それに加えて、こちらの機種は距離計非搭載のため、ピント合わせは距離指標を見ながら目測での撮影となります。

さらに、Standardはシャッターを切るたびに、巻き上げるとシャッタースピードが1/500秒に戻ってしまうため、連続撮影をする際には注意が必要です。

天気によってある程度露出を決定しておき、被写体を探して構図を決め、シャッターを切る。

シャッターボタンを押せば、「チャッ…」という、布幕が横に走る独特の静かなシャッター音が金属の冷たい筐体に響きます。

その音は他のどのカメラよりも静かで官能的な響きがあり、Leicaが世界で評価されている理由の一端を見ることができます。

試写をしたこの日は天候は曇りのち雨。ISO400ネガフィルムを装填し、撮影に出かけます。

Leica Standardの描写

さて、Leica Standardの気になる試写の結果ですが、残念ながら数点のピンホールが確認できました。

Leicaカメラの多くは布幕シャッターで、このようなピンホールはよく見られる症状です。

原因としては、カメラのマウント部やレンズを太陽に向けてしまうことにより、虫眼鏡のように光を集めてしまい、布幕に穴が開いてしまうことがあるから。

Leicaを手に入れた際は、ボディは絶対に窓辺に置かないことを約束してください。

さて、ピンホールがあることを前提で、Leicaと、エルマーの描写をご覧ください。

合焦部の解像度の高さも素晴らしいですが、全体に柔らかな厚みのある印象の描写。

開放F3.5ですが、なだらかなボケも印象的です。

3枚目は絞り開放での撮影ですが、周辺減光が発生し、全体にふんわりとした印象が強くなります。

F8まで絞れば、2枚目の写真のように全体に解像度の高い画像が得られ、とても60年以上前のレンズとは思えない描写能力です。

驚きの描写性能ももちろんですが、オールドレンズを使用する醍醐味は、やはり諸収差を楽しむことにあると思います。

レンズが作られたときには悪とされていた周辺減光、コマ収差なども味として楽しむことができます。

すべてのカメラ好きはLeicaにふれる

さて試写の結果、残念ながらピンホールがあり、メンテナンス後に再販することを検討いたします。

さて、Leicaスタンダードを使ってみての所感ですが、惜しむべきは私の目測カメラへの不慣れさ…

ビタ!っと狙った位置にピントが来た写真がないことが、すごく悔しいですね。

しかし、この不便さを含めて、使いこなしたい!と思える魅力があるのがライカのすごいところです。

人によっては「Leicaを使ったら写真が下手になった。」と感じることすらあるかもしれません。

しかし、それはLeicaのせいではなく、Leicaを使いこなせない所有者の技量によるものであるという感覚にすらなります。

ピントをしっかりと狙ったところに合わせられ、思った通りの構図で写真を撮ることが出来たならそこに素晴らしい写真が出来上がることは明白。

所有者を成長させてくれる相棒と言えるでしょう。

そんな高みにあるLeicaというカメラ。

写真に携わるすべてのカメラ好きは、Leicaにふれるべきであると感じます。

Leicaの神髄を味わおう

このように、Leicaはモノとしての完成度も非常に高く、所有する喜びがあることももちろんなのですが、Leicaを使いこなせるようになればこそ、写真が上達するという付加価値もある一品ばかりなのです。

また、私の信条として「写真はプリントすべし」ということがあります。

もちろんこれはLeicaに限らず、です。

世の中には様々なフィルムカメラが存在し、そのどれもが個性を放つ描写をする逸品であることは間違いありません。

スマホのスワイプで流れて行ってしまうデジタルデータでは味わえない、写真の物質としての温かみをぜひ感じてください。

(フィルムカメラの基本的な使い方については→こちら←の記事をご覧ください。)

Leicaで撮った写真をプリントし、額に入れて自宅の一部を飾る、というのもとても素敵な写真との向き合い方ではないでしょうか。

それでは皆さん、素敵なカメラライフを。

ライカ・ハッセルブラッド・ローライ 海外製中古カメラ専門店【STEREO CAMERA】ステレオカメラ

無料レポート「バルナック型ライカの魅力と使い方」配布中です!

海外製中古カメラ専門店【STEREO CAMERA ステレオカメラ】 をご覧いただき、誠にありがとうございます。

こちらのページでは、このページでは当店が編集した無料レポート

「クラシックカメラの王道!バルナック型ライカの魅力と使い方」

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クラシックカメラであるバルナック型ライカを使ってみたい方、クラシック・ライカの歴史について詳しく知りたい方、バルナック型ライカの機種やシリアルナンバーの資料がほしい方に便利な内容となっております。

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「M型ライカの魅力と使い方」はこちらから

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販売者情報

販売業者 STEREO FUTUER / ステレオ フューチャー 株式会社

店長 饗場 靖史

住所 福岡県福岡市東区香椎照葉3-2-2 N829

TEL 092-410-5800

メール [email protected]

ストリートスナップ・ライカということでいえば、M3よりIIIaだろうな。|記憶カメラ

ストリートスナップ・ライカということでいえば、M3よりIIIaだろうな。

僕が本格的に街撮りスナップに目覚めたのは、このバルナック型Leica IIIaを手にしてからであるのは間違いない。夜の街を撮るようになったのもこのIIIaからだし、フィルムをいろいろと試行錯誤し始めたのもIIIaで昼夜いろんなシーンを混ぜて撮るようになったからだ。

今でこそM3もデジタルライカM-P(typ240 )も街撮りスナップに連れ出すことは少なくないけど、それもIIIaでライカが街撮りスナップに適していると気がついて、IIIaの延長線上というかバリエーション的に撮っているところがどこかある。つまりIIIaにない性能という意味で、静かに撮りたい時やファインダーをある程度眺めて撮りたい時はM3、少し量を撮りたかったり明暗のあるシーンで撮りたい時はM-P、そんな具合だ。

やはりベストバランスは、IIIaなんだよね。それはもう、このコンパクトさと手に持った時の自由さのようなものに尽きる。IIIaはバルナック型の中でもひときわ小さいボディ。これに沈胴式のElmar 50/3.5を装着した時の持ち歩きやすさは、M3もM型デジタルも敵わない。カメラを常に手に持って歩くのなら別だけど、なにげに鞄の中に入れて常に持ち歩き、撮りたいシーンに遭遇したら片手感覚でサクッと撮る、そんな芸当はいかにもバルナック型ライカの真骨頂だ。

いわゆるコンパクトカメラももちろんスナップシューターとしては優秀たけど、僕の場合だとRollei35やKonica C35で撮る時とLeica IIIaで撮る時とは多少心持ちが違う。携帯性重視ではなくて、あくまで本格的シューティング重視で撮る感覚がIIIaならしっかり堪能できる気がするんだ。街撮りスナップを軽快に楽しみたいけど、M3まで大きく重くなるとちょっと…というひとは、ぜひともバルナック型ライカを手にしてみてほしい。実際に手に持つとこれほど洗練さを感じるクラシックカメラは他にない。その手触りが、はやく街へ連れ出してみたいと強烈に思わせる。IIIaといったバルナックライカは、生粋のスナップライカなんだ。

そう考えると、このIIIaまでのライカの開発に携わったオスカー・バルナックというひとは、単にカメラ製造会社の開発者だったわけじゃなく、ひとりのカメラ愛好家としてとてもリアルに理想的カメラのあり方、使い方、日々持ち歩く時の心地よさを徹底的にイメージして、このカメラにそれらを凝縮して落とし込んだんだろうなというのが強く伝わってくる。その域までいくと、もはやフィルムカットの手間なんていうのは大した問題じゃない。常に肌身離さず持っていたいと思わせる絶妙の大きさとフォルムこそが、このカメラの最高性能であり存在意義なんだということ。そこまで突き詰められたカメラが、後発で出てきたんじゃなくて、35mmフィルムカメラの第一号機としてこの世に登場したことには正直、驚きを隠せない。その後に出てきたカメラたちが未だにバルナック型に敵わないということでもあるんだからね、スナップライカとしてはね。

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ライカの魅力

昔はライカ嫌いだったのに(実はそうでした)

今ではすっかりライカの人になってしまった私

ライカってやっぱりいいんですか?

なんて聞かれることもあるので少し考えをまとめてみることにする

あ、フィルムライカしか使ったことないのでデジライカはまた違うかもしれません

ライカでしか撮れない写真

ライカが生まれた頃(1930年とかそのくらい)、世界には大きなカメラしかなかった。

ごついカメラを持ち歩いて、三脚に据えてよいしょと写真を撮る

そんなのが当たり前な世界では、ライカでしか撮れない写真があった。

これはまぎれもない事実だと思う。

しかしその後35mmのフィルムカメラが爆発的に増加

一眼レフカメラなんかも便利に使えるようになり

今では誰もが持っているスマホについているカメラがめちゃめちゃ高性能になっている

そんな中、ライカでしか撮れない写真があるのだろうか

ライカでは撮れない写真

物理的にいうと、

ライカで撮れない写真はあっても

ライカでしか撮れない写真はないと思う

寄れない(最短撮影距離は70cm~1m)

フレーミングは適当

望遠レンズは苦手

などなど、撮れない写真は多い。

もちろん、接写アダプタやビゾフレックスなど、

オプションが多く用意されている為、多くは対応可能である

しかし、一眼レフであればそれ一台で撮れる写真を

オプション機器を組み合わせてやっと撮れるというのも…どうだろう

そんなライカの魅力

メカ好きの自分としては、まず「カメラとしての魅力」を感じる。

60年前の技術を集結させて作り上げられているライカは機械としての魅力が高い。

60年、バルナックは80年前に作られた機械にもかかわらず

きちんと整備されたものであればまだまだ元気に動いてくれる。

ただ動くどころか、操作のフィーリングも最高レベルで気持ちがよい。

正確に言うと、使っているときは操作感なんて気にならなくなる。

空シャッターを切りながら「シャッター音いいねぇ」とか

空巻き上げをしながら「巻き上げのフィーリング最高だねぇ」とか

そういう楽しみ方ももちろんあるけれど、

写真を撮るときにはいちいちそんなこと考えてない

機械の操作感で一番大切なのはそこではないかと考えている

最高の操作感

最高の操作感とはなんなのか

私も機械設計者のはしくれとして「フィーリング」の開発に携わったこともある

その経験から今のところこれだと思っている最高の操作感は

”何も感じないこと”

これに尽きると思っている。

カメラは写真を撮る道具に過ぎない。

だからこそ、写真を撮るときに写真を撮る以外のことを考えさせるようでは

いい道具とは言えないと思う

巻き上げに引っかかりがあったり

絞りリングの動きが、ヘリコイドの動きが渋かったり

ひっかかったりしていると、全ては雑念につながる

雑念が生まれればいい写真は撮れない。

ライカの全てにおけるスムーズな操作感によって

ユーザーの雑念を極限まで減らすことで、撮影に集中することができる

それがライカの魅力のひとつではないか、と思っている。

ライカを愛するひとたち

ライカを使う人達は、ライカに対する愛が深い。

私はそこまででも…と思っているけれど、こんな記事書いちゃうくらいなので

きっとライカ愛が深くなってしまっているのだろう

同じものを好きな人が集まると、話が弾む。

そんなこんなで、ライカは人と人をつないでくれる道具になる。

私自身もライカ使いということでつながったご縁もたくさんある。

ライカを使っている友達ができると、その友達に紹介され、

さらにその友達に…という感じで広がっていく。

ライカは人をつなぐのである。これもまた魅力の一つだと思っている。

もちろん、これはライカに限ったことではなくて

他のカメラでも、同じカメラを愛する人たちで盛り上がり

つながることはあるだろう

ただ少しだけ、ライカは(高価なこともあり?)愛の深い人の比率が多い気がする

あらためて、ライカでしか撮れない写真

冒頭で、ライカで撮れない写真はあっても、

ライカでしか撮れない写真はない、と述べた

しかしこれは物理的な話だけであって

精神的なものも含めるとちょっと話が違ってくる

先に述べたような、存在を感じさせず撮影に集中できる操作感や

ライカを使っているという意識は、少なからず撮影者の心に影響を与える

その結果、他のカメラでは撮れなかったものが撮れることはあるだろう。

さらにはコンパクトで(女子にはかわいいと言われやすい)カメラの外観から

構えず、自然な表情のポートレイトを撮ることができる可能性も

高くなるのではないだろうか

(ポートレイトについては撮影者の人柄による影響も大きいので

ライカを使えばいいものが撮れるというわけではないので要注意)

機械式の安心感

これはライカに限った話ではないけれど

やはり機械式の安心感というものは外せない魅力である。

電子式のカメラは便利ではあるものの、

今の時代、いつ壊れるかわからない、壊れたら治せないという不安がつきまとう。

そういった意味で、完全機械式のライカは

この先も長く使えるという意味での魅力も持っているだろう。

とりとめがない感じになってしまったけれど

これが私の考えるライカの魅力。

異論反論あると思うけれど、こればっかりは人それぞれだと思うので仕方ないと思う。

むしろ、あなたの考えるライカの魅力を教えてもらえると嬉しい

ちなみにこの話はカメラに限った話である

レンズの話はまたいつか…

Silly Seeker’s Blog

最近、手元のフィルムMが2台(M4、M6)ともに入院してしまい、その治療費に莫大な費用がかかっていることもあって(支払いこれからだし、というかもう1台M4買える金額だし・・)、あまりいろいろと購入欲がでていなかったのですが、「Elmar 35mm f3.5(1941年製)」を購入しました。

elmar 35mm f3.5 + Leica CL

ライカ エルマーL 35mm F3.5

最近、ライカレンズはありがたいことに現行レンズをメインに使っており、オールドはあまり触れていませんでした。以前はエルマーや沈胴Summicron 50mmも使っていましたが、いまさらオールドレンズもなぁ・・・という感じでした。

しかし現行レンズを一周して行きついた境地は「人はエルマーにはじまりエルマーに終わる」でした(笑)。たぶん頭おかしい・・。自分も最初にエルマー50mmを使ってライカの写りに感動したこともあり、またあのレトロで作りのよいレンズに触れてみたいと思うようになってしまいました。正直、カメラ、レンズ趣味の一番怖いところ。ほんと終わりがない沼です。バカみたいって思ってしまう。

今回は手に入れたElmar 35mmの紹介をしたいところですが、過去のエルマー(主に50mmですが)について思い出を語っていきたいと思います。こういう書き出しだと長いかも・・・。

1本目のライカレンズ Elmar 50mm F3.5

本ブログの一本目の記事で、はじめて購入したのがバルナック型のライカIIIfだったという話をしました。最初は安い東欧レンズ、確かジュピター8とか、別のだったか・・を使っていましたが、どうしてもライカレンズを使ってみたくなりすぐにエルマー50mmを入手しました。実用レンズといいつつ、後玉の隅に傷が入っており、特に逆光時に変なフレアが入る状態でした。部屋を探して、当時1〜3本目に撮影したフィルムを発見。

バルナックで撮影した1本目のフィルム。

当時、天候がわるく室内で試し撮り。F3.5がどうのとか、露出の仕組みとかまったく理解していなかったのでかなりアンダー。露出やF値も適当、それでも開放なら行けるかと思い、夜でも躊躇なく撮影。とはいえちゃんと写っていることに驚いた。このレンズは後玉の隅に傷があり、端っこに乱れたフレアが出る。2015年頃の話。余談だがこの5年で使った金額はあまり考えたくない。普通に新車が買えてしまう、恐怖でしかないw。ともかく数年ぶりにこの写真を見直して、やっぱり質感がいい・・・。

そして2〜3本目に撮ったフィルム。1本目の現像から翌週あたりの日付だったので、そう判断した。ここで自分がライカにハマってしまう写真が撮れた。なんてことない近所のスナップだが、個人的にとても好きな写真。フィルムの1枚目、First of roll。仲睦まじい鳩2匹。2枚目はちゃんとフォーカスしている。相変わらず左上に少しフレア(ゴーストといえばいいのかな)が出ている。

思えばこのあたりの写真が撮れてしまったので、ライカレンズの独特の魅力にハマってしまった。機材を手放しても、結局このときの感動、描写、質感に触れたくてまた手にとってしまう。

それからは休日に近所を散歩したり、代官山、中目黒などを撮影して歩いた。おそらくあの瞬間は都内でも屈指のおしゃれ野郎だったに違いない(笑)。なんていってもその頃には純正のユニバーサルファインダー「VIOOH」なども入手、レンズにも純正のフードをつけて、バルナックのフルアーマーを下げて都内を歩いていた。当時はまだ若い子でフィルムカメラを下げている子は少なかった。日中であれば中速シャッターで何も考えずに撮ることができた。

当時このコンビで撮り歩いていた

2本目のエルマー50mm

バルナックはその後、金策のためレンズごと手放してしまう。紆余曲折あってライカM6を入手した。最初はフォクトレンダーのレンズなど使っていたが、やはり純正のものが使いたくて再度エルマー50mmを購入。これは店舗で3本くらいの中から適度なものを選んだことで状態はよかった。しかしこの頃から頭がおかしくなり、オールドレンズのF値設定の使いづらさとか、もっと現代のレンズが使ってみたいという気持ちが高まり、すぐに手放してしまう。一方では沈胴SummicronやSummicron 50mm 3rdあたりを使っており、特にSummicronの第3世代は現代的なシャープな写りだったこともあり、オールドレンズは流石に見劣りしてしまうように感じて、すぐ手放してしまった(ズミクロンについては別途ズミクロン遍歴に記載しています)。

3本目のエルマー50mm

デジタルでα 7IIやライカM-P Typ240あたりを使うようになってまたElmar 50mmを一度入手しています。なんだろう、当時の最新デジタルを使って、比較的、最近の(半オールド?)レンズを使って撮ると、普通に写りすぎるくらい写る。それに飽きてきたのかもしれない。贅沢がすぎてデジタルでもオールドレンズの味みたいなものを試してみたかったのか・・・。ここで入手したElmarは噂のレッドスケール、赤エルマーです。外観、レンズの状態もとてもよかったのですが、かなり格安で入手できました。ただこの時期になると、気持ちがもっと現行の高性能レンズへと行ってしまっており、SummicronやSummilux 50mm(2nd)など経験して、オールドはF値の変更も面倒だし・・もっとシャープに・・・などと考えて手放してしまいました。今思うとかなりもったいなかったのは、ほとんど試写くらいで放出してしまった。・・・ビョーキ真っ只中だったけど、今思い出すとそのあともっと症状重くなってるんですよね・・・。

そしてエルマー35mmへ

それからしばらくはオールドレンズには手を出しませんでした。現行レンズ集めに躍起になってそれどこじゃなかった。そして今回、エルマー 35mm f3.5を入手しました。1941年製で、今年ちょうど80歳。奇しくも自分の母親と同じ年でした。別にそこで愛着がわくわけではないけれど。まずは外観から。(前置きなげぇな・・・)

非常に軽量・コンパクトで取り回しやすい

現在M型がすべて出払っているため手元にはライカ CLしかありませんが、これがまた、「コンパクト×コンパクト」で大正解という感じ。最近はずっとこのコンビで撮影していますが、もうこれでいいんじゃないかなと思わせてくれる。暗いF値に目をつぶればこれほど有用なレンズはないのではないか。それに写りも定評のあるエルマーです。ある程度シャープに、それでいて程よい余韻を残す写り。最近は現行レンズばかり使っていたので、全体的にシャープなものに慣れていたのですが、どちらがよいということでもなく、たまにはこういう肩の力が抜けた描写もよいと思いました。それと、久々にこの年代のレンズに触れて、こんなに金属の質感よかったっけ?こういう質感の良さもライカのオールドレンズが好まれる理由の一つですね。

あと過去の経験からある程度、夕方や夜でも写るのはわかっていましたが、この35mmもある程度いけます。夜メインの撮影はしづらいでしょうが、ある程度光源があればそれなりに写ります。モノクロでも早く試したいのですが、最近カラーばかり撮っていたのでまだ試していません・・現像が面倒でw)

以下、最近の作例をいくつかご覧ください。大体フィルムはKodak Gold 200です。

上記が購入した帰り道に撮った一本。新宿の駅構内から郊外の夕焼けへ。だんだん空が暗くなりかけて、どうかな?撮れるかな?と思いましたが、杞憂でした。フィルムの粒状感はでていると思いますが、いい雰囲気で撮れています。以下、その後に撮ったものも置いておきます。

上記は昼に近所を散歩したときのもの、または早朝の散歩で撮ったもの。逆光だとやはりゴースト、フレアは出るのですが、角度によってはうまく光を捉えることができる。このレンズ、写るかどうかで言えば圧倒的に写るし、とてもよい描写をします。確かに現行のSummicronやSummiluxとの比較はナンセンスですが、そういうシャープさではなく、十分なコントラストを持ちつつ、背景やボケ、無限のときの対象が自然とふわっと写る感じは目視でモノを見るのに近くてあくまで自然。

オールドレンズは集めだすとキリがないし、それに状態がよいものを集めるのも困難ですし、トライエラー(何度も買って売ってを繰り返すことw)が求められます。とても困難な道でありながら沼に落ちる人が絶えないのも頷けます。それにライカのオールドレンズのよく写るのにコンパクトです。だからボディが最新のデジタルになっても人気があります。最新センサーでフィルムとはまた違った描写を楽しめるのはいいことですね。そこがこの沼が深くて怖いとこでもあるんですが・・w。

ライカ エルマーL 35mm F3.5

Leica エルマー L50mm F3.5 (コーティングあり)

【カメラ工房まつした】お客様からの声

「カメラ工房まつした」をご利用いただきましたお客様より喜びのお声をいただきました。

東京都

榎本 剛 様

修理機種:バルナック塗装・オーバーホール各種

いろいろとご依頼いただいている常連様です。

薬剤師の方で、お勤めの薬局にはゴロゴロとカメラが所せましと並んでいて、薬局らしからぬ

雰囲気となっています。

板橋区の冲永薬局

ご自分でもカメラの分解を楽しまれていて、質問メールをよくいただいてます。

写真は、「榎本スペシャル仕様」を手に取って喜んでいただいております。

このようにお客様のご希望に沿ったカスタマイズも可能です。

東京都

落合 省吾 様

修理機種:バルナックIIIf・IIIa・Nicca3-F

オーバーホールいただきましたIIIaは以前とは全く異なるレリーズ時と巻上げ

時の感触になっていて感動しています。特にシャッターは静かにコトッと切

れる感じで布幕が横走りしている感がほとんどありません。

巻上げも整備いただく前はやや重いかなくらいに思ってましたが整備いただ

くとまったく別物で大きな抵抗なくするりと完了しますということで仕上が

りには満足しております。

ファーストコンタクトから仕上がりまでの間で良かったところを記します。

です。

・ライカ修理の依頼先というとやや敷居の高いイメージがありますが、

大変気さくに質問や疑問に応えていただけること(技術的な部分の

質問でも基本オープンの姿勢を貫かれるので自分でちょっとしたこ

と行おうという場合にも大変有益なアドバイスをいただけること)

・点検の過程で他に悪い部分があればご指摘いただけること

・メールや電話などできめ細やかな確認などをしていただけること

・料金設定がリーズナブルであること

・依頼してから修理が上がるのが大変スピーディーであること

・修理完了後、領収証や修理内容の詳細が書面でいただけること

・メールや電話などできめ細やかな確認などをしていただけること

・料金設定がリーズナブルであること

・依頼してから修理が上がるのが大変スピーディーであること

松下様くらいのご年代の方にこうした機械式カメラの修理を生業として行わ

れる方がいらっしゃるのはフィルムカメラの灯を消さないという意味からも

大変重要に思います。

また、リーズナブルな料金で大変スピーディに修理いただけるのは、あまり

何台もカメラを持てない若い層へのバルナックライカの普及という意味あい

もあるように思われ好ましく思いました。

まだ未整備の機体も手元にあり今後ともお世話になろうと思いますのでよろ

しくお願いします。

M型あたりまで対応機種を今後拡げていただけるとなおありがたく思います。

なるべくお会いして色々な話を聞いたりしたいので、遠慮せずに呼び出して

ください。

M型がんばって対応できるようにします(^_^;)

神奈川県

富岡 秀作 様

購入機種:バルナックIIIf、FOKOS、VIOOH

昨日、商品無事に到着いたしました。

お気遣いいただき、早めの発送ありがとうございました。

商品の方、可変ファインダーも距離計も共にとても商品状態がよく、これが数

十年前に作られたものなのか?と、大変感動いたしております。

以前、購入させていただきました、?fも好調に稼働いたしております。

ライカが切っ掛けで、レンジファインダー機の魅力にスッカリはまってしまい、

デジタル一眼レフ機とレンズを全て売り払いました。

富士フィルムのデジタルレンジファインダー機も購入しスッカリ、レンジファ

インダー機のみの環境になりました。

便利なデジタルレンジファインダー機を勝ったら、ライカの使用回数が減っち

ゃうかな?とも思っておりましたが、メインはライカ、サブがデジタルに落ち

着いています。

装備も気持ちも何だか軽やかな、カメラLIFEを送っております。

今後も、お世話になることもあると思いますので宜しくお願いいたします。

デジタル機とフィルム機を上手に使い分けて、今後も楽しいレンジファインダ

ーライフを楽しまれてください。

東京都

Laskey 様

修理機種:バルナックIIIf、Canon50mmF1.2 etc

自分が保有するライカ関連機材はほとんどが父の遺品です。

父はライカのヘビーユーザーだったみたいで、いろんなレンズを家の中の

思いがけない場所から見つけたりするのですが、多くはしばらく使われて

いなかったとか、故障したままで放置されていたケースがほとんど。

ライカ?fも、不調だった物がオーバーホールをして頂いたおかげで、快

適に使えるようになりました。

そして、レンズ。

沈胴式ズミクロン、Canonの50mm f1.2が復活して日常的に使えるよ

うになったのは嬉しくてたまりません。

父の現役時代の資産が完全復活してライカはもとより、ミラーレス一眼で

も使われているなんて、父は想像もしていなかったでしょう。

他にもレンズの修理屋さんはいろいろある様ですが、レンズ代と同じくら

い修理代がかかるケースも多くて、おいそれとは修理やクリーニングに出

せないので、 リーズナブルな料金でキッチリ仕事をしていただける

ことに懐も随分助けられています。 (笑)

また、相談することもあると思いますので宜しくお願い致します。

こちらこそよろしくお願いします。

バルナックはしっかりと整備すれば何十年と使える逸品ですので、

お父様も喜んでおられると思います。

Laskey様のブログです。

カワセミの描写は一品です。

http://www.laskeypictures.com/

大阪府

橋口 幹夫 様

購入機種:バルナックIIIa、Elmar50mmF3.5

カメラを趣味にしていると、いつかはライカと思ったりします。

デジタルカメラで始めた写真の世界。

デジタルライカは、価格からして雲の上の存在です。

いつかはライカと思いつつ、今ある機材で趣味を満喫していました。

デジタルしか使った事の無い私でしたが、フィルムカメラにも興味が湧いて

きて買ったカメラは、NikonのニコマートFtn。

ピントから露出、シャッタースピードまで全て自分で操作するカメラでした。

デジタル慣れしてる私には、とまどいつつデジタルカメラでは味わえないもの

をフイルムカメラで感じた気持ちになりました。

デジタルとフィルムを交互に使いながら月日が経ち、何かの縁なのでしょうか

LeicaRepairService 様のHPを見つけました。

中古カメラを扱ってる店は沢山ありますが、商品の状態と価格のバランスが

釣り合ってない店も多いような気もしましたが、LeicaRepairService 様は全

てOH調整済み、六ヶ月保証と書いてあり。

価格も他店と比べ両親的だと思い、半分諦めていたライカを購入する事が

できました。

送っていただいたライカは夕方に受け取り、その日の試し撮りは無理だった

ので、暇があればカメラとレンズをいじったり眺めてたり・・・。

まるで子供が親に買ってもらったオモチャで遊んでる感じがしました。

次の日に試し撮りする為に予習としてLeicaRepairService 様が用意して

くれてる動画を何度も見返してフィルムの装填をしました。

古いカメラに古いレンズでしたので、カラーネガフィルムでの撮影は期待

してなかったのですが、現像して出来上がった写真を見たら今でも全然通用

する画に驚きました。

これがライカの魅力なのかと思いました。ライカ初心者でも安心して使える

事は、何かと相談出来るLeicaRepairService 様の存在は大きいと感じます。

私にとっての初めてのライカは永遠に使い続けます。

修理不可能になったら棚に飾って眺めると思いますが(笑)

LeicaRepairService 松下 様とは、これから末永くお付き合いしていきたい

と思います。

これからも宜しくお願いします。

こちらこそありがとうございました。

最初はだれでも初心者なので、そんなこと気にせずにこれからも

ドンドンご連絡ください。

岐阜県

小山ひとき 様

購入機種:バルナックDII

2013年2月、ひょんなことからエルマー(レンズ)を手に入れてそれに合う

本体を探していたところLeicaRepairServiceさんのサイトにたどり着きました。

わたしは全くのカメラ初心者だった為、とにかく見た目の格好良さで

<バルナックライカDII>を選びました。

初心者の私にとっては、どのお店で購入してもあまりよくわからなかったの

ですがこちらのお店を選んだポイントは”どこよりも安かった”こと。

しっかりした技術者の方が整備をした商品を販売されているというところでした。

LeicaRepairServiceさんの本当の良いところは、購入した後にわかりました。

購入後のサポートのメールがとても丁寧で、嬉しかったことを今でも覚えています。

「レリーズを買ったのですが、なぜかシャッターが切れないんです。」

「ヌーキーを使ってみたいのですが、お取扱いありますか?」

「ヤフオクでフィルターを見つけたのですが、サイズはこれで合っていますか?」

などなど、何か困ったことがあると、お言葉に甘えていつも、LeicaRepairServiceさんに相談しています。

こんな事をお聞きしてもいいのだろうか?

迷惑ではないかな。。。と心配になることもありますが、

私のような初心者の質問に、いつも気持ちよく、丁寧に対応をしてくださって

います。

ライカを購入することは、勿論”商品”を購入することですが、

オークション やその他のお店で購入する事とLeicaRepairService

さんで購入することは全く意味合いが違うと感じます。

すごく良心的でお値打ちで、サポートも万全なお店だと思います。

こちらで購入して、本当に良かったです。

これからも、よろしくお願い致します。

当店はライカを通じた出会いを大切にしておりますので、全力でお客様のライカ

ライフをエンジョイできるようにサポートさせていただきます。

これからもドンドン細かいことでもご連絡ください。

下記サイトを見たと言ってご購入されたお客様もいらっしゃいました。

小山様のサイト

http://hitokusari.petit.cc/

http://koyamahitoki.tumblr.com/

非常にカメラを愛して撮影を楽しまれているのが伝わってきます。

神奈川県

田中達郎 様

バルナックIIIfオーバーホール

こちらを利用するまではメンテナンスの度にライカに出してドイツから戻って

くるのを気長に待つか、他店の職人さんにお願いしてやはり気長に待つかしか

なかったので 即対応して頂けるのがとてもありがたいです。

フィルムのカメラは一生付き合うつもりでいるのでこれからもよろしくお願い

致します。

在庫品もチェックするようにしています。

田中様は他にもM型の清掃などもご依頼いただきました、ありがとうございました。

カメラの修理には時間がかかるのがわたしにとってはどうにも我慢できませんで

したので、西銀座ライカをご利用いただくお客様にはそのような思いをさせまいと

修理は平均7日ほどで手元に渡るように努力をしております。

これからドンドン在庫を増やしていきますのでご期待ください。

愛知県

K,M 様

購入機種:バルナックDIII

このたびはいろいろお世話になりありがとうございました。

連休中にテスト撮影に出かけ、久々に勘に頼る撮影を楽しみました。

まだ捨てた勘ではないなどと自画自賛すると同時に日増しに愛着が増して

おります。

松下さんの技術によって、丁寧に整備されたを美品を入手出来たことに

あらためて感謝申し上げます。

こちらこそありがとうございました。

撮影を楽しまれているのが眼に浮かびます。

ドンドン撮影して、ドンドン可愛がってくださいね。

技術に関しては日々精進しておりますので安心してご使用ください。

神奈川県

T.A 様

バルナックIIIaオーバーホール

お世話になります。

今回は大変お手数をおかけいたしました。

西銀座ライカさん出あえたおかげで歴史的価値のあるものが人手に渡るところ

でした。

カメラの修理というと、とても費用が高くて時間がかかるの当たり前でなかば

諦めておきました。

が、 私の場合ごく限られた予算をやりくりしながらライカという貴重な

道具を 持ち続けるためにはLeicaRepairServiceさんは本当に心強い

存在です。

身の程をわきまえずあと数台、他の個体も手元にありますので万一また何か

あった折にはぜひまたお世話になりたくどうか今後ともよろしくお願い申し

上げます。

以上到着ご報告と御礼まで。

わたしもカメラの修理価格でビックリしたことがありましたので、それを

踏まえまして価格はなるべく安く明瞭にを心が得ております。

それに迅速にを。

東京都

村松 恒雄 様

バルナックIcリペイント・修理

M型ライカをずっと愛用してきたが、バルナック型が欲しくなった。

ひねくれ者の私は他人が使っていないようなものが欲しくて、ICしかも

ブラックを買おうと思ったが、ライツでは作っていないものである。

後塗りはけっこう高価なので半分あきらめていたところ、当ショップの

HPをみたら希望のものを販売しているではないか。

しかも信じられないくらい安く・・・ただ売り切れだったので、メールを

すると時間はかかるがまた作ってくれるという。

早速オーダーして1ヶ月、ついに念願の?Cブラックが手元に届いた。

考えていた価格の半分以下である。

しかも非常に調子がよく美しい。

バルナック型はフィルムを入れることすら慣れが必要で、たしかに不便である。

しかし手になじむ大きさや重さ、シャッターの押し心地など、他のどのカメラ

より使って楽しいカメラである。

ファインダーのないICにはライツの外付けファインダーを付けている。

これはM型ライカのファインダーより見やすく、写真がすごくうまくなった

ような錯覚に陥ってしまう。

このショップの松下さんは本当に「技術者」という感じで、ライカが大好き、

そのライカをみなさんに最良の状態でお届けしたい、という熱意の伝わって

くるような人である。

今まで修理に出した際の経験では、職人みたいな気難しい人が多く困って

いたが、気軽にライカのことを相談できる人ができて本当にうれしい限り

である。

これからもずっとお付き合いしたいショップだ。

初心者の方でも気軽にライカを扱っていければと思っておりますので、

ライカ以外は分からないわたしですが、ライカならお任せください。

手間をかけて海外で探した甲斐がありました。

これからも何でもご相談ください、またお邪魔させていただきますので。

【保存版】憧れのカメラ「ライカ」の魅力とおすすめモデル6選!知ればきっと欲しくなる!!

高級カメラで知られる「ライカ」。なぜ人はライカに憧れるのか――。本稿ではその歴史をたどりつつ、ライカのカメラがもつ魅力について語っていきたい。記事後半では、現行のラインナップやおすすめモデルも紹介する。

ライカの歴史をたどる

まずはライカの魅力を語るうえで外せない、その歴史について見ていこう。

ドイツで生まれた35mmカメラのルーツ

ライカはドイツ、ウェッツラーに構えるエルンスト・ライツ社(現ライカカメラ社)の技師、オスカー・バルナックが発明した小型カメラだ。その1号機が1914年に誕生したウル・ライカ。それまで6×9cmなどの中判や、4×5インチなどの大判カメラが主流だった時代に、バルナックは映画用の35mmフィルムを利用し、上着のポケットに入る小型カメラを開発した。画面サイズは映画の2コマ分になる24×36mm。ここから35mmカメラの歴史が始まる。現在のデジタルカメラの「35mmフルサイズ」も、これがルーツだ。

「小さくて高画質」で大ヒット

1925年にライカⅠ(A型)を発売。小さくて高画質のライカは大ヒットした。1932年にはレンズ交換式で距離計(レンジファインダー)を内蔵したライカⅡ(DⅡ)が誕生。翌33年にはスローシャッターも備えたライカⅢ(DⅢ)へと発展する。

1954年、現在まで続くM型ライカが誕生

そして1954年のフォトキナで、全く新しいライカが発表された。それがライカM3だ。「M」とは、「Messsucher」の頭文字。ドイツ語でレンジファインダーを意味する。明るく、広々とした明るいファインダーに精度の高い距離計があり、レンズマウントはスクリュー式からバヨネット式に変更。極めて完成度の高い仕上がりのため、それまでライカを目指していた日本のカメラメーカーはレンジファインダーの開発をあきらめ、一眼レフへと力を注ぐようになる。

ライカM3から始まったライカMシステム(通称M型ライカ)は、現在もデジタル、フィルムの両方でラインナップし、ライカのアイコニックな存在として高い人気を誇るシステムだ。

機動力に惚れ込んだ世界中の著名写真家が愛用

小型高性能カメラの元祖といえるライカは、大判カメラでは不可能だった高い機動力を活かした写真が撮れる。そのため報道写真やストリートスナップを撮る写真家から絶大な支持を得た。ロバート・キャパの代表作「崩れ落ちる兵士」もライカで撮影している。ライカが写真を変えた、と言っても過言ではない。そしてアンリ・カルティエ=ブレッソン、エリオット・アーウィット、木村伊兵衛など世界中の著名写真家に愛用され、現在も世界に熱狂的なファンを抱える。

現代でもなお「憧れの名機」とされる、ライカの魅力とは?

憧れのカメラの代表といえるライカ。その魅力は何だろうか。

素材と製造に一切の妥協がない

ライカは高価なことでも知られている。その理由は、カメラ作りに対して一切の妥協をしないためだ。最高のカメラのために素材にこだわり、製造にもこだわる。

例えば筆者が愛用しているライカM(Typ240)は、本体シャシーはマグネシウムを使用し、トップカバーとベースプレートは真鍮の削り出しだ。日本メーカーのカメラでは、ダイヤル類がアルミ削り出しはあっても、トップカバー自体が削り出しの機種は存在しない。ほかにも、APS-CサイズのライカTL2はボディ全体がアルミ削り出しで繋ぎ目のないユニボディ。アルミブロックから45分もかけて削り出している。このように、ライカはコストがかかってもベストな製造方法を選択するのだ。

高い解像力と強い逆光耐性を備えたレンズ

また、レンズに非球面レンズやアポレンズを積極的に採用し、すべての製品で高い解像力と強い逆光耐性が得られる。光学系には樹脂レンズは一切使わず、すべてガラス製なのも画質にこだわるライカの姿勢だ。

“手にする喜び”が得られる存在感

そして可能な限りハンドメイドにこだわる。レンズ製造時のヘリコイドのすり合わせも手作業だ。手にすると職人によるクラフツマンシップが伝わる。これがライカを手にする喜びに繋がるのだ。単純にスペックの数字にとらわれるのではなく、「モノ」としての存在感と使い心地、そして優れた画質が高い次元で融合している。それがライカの魅力なのだ。

ライカのラインナップとおすすめモデル

様々なカメラをラインナップするのもライカの特徴だ。中判デジタル一眼レフのライカSシステム。6400万画素のライカS3と3750万画素のライカS(Typ007)だ。どちらも撮像素子のサイズは45×30mmのライカプロフォーマットを採用している。

35mmフルサイズのミラーレス機はライカSLだ。マウントのLマウントは、パナソニックとシグマと締結したことで話題となった。

【おすすめライカ①ライカSL】 ライカSL 2400万画素の撮像素子と、視認性に優れた440万ドットのEVF「EyeResファインダー」を搭載し、4K動画撮影も可能。35mmフルサイズのLマウントの1号機でもある。同じLマウントのパナソニックやシグマのレンズと共用が可能になる。

そして60年以上続く、ライカのアイコニックな存在といえるのが、35mmフルサイズレンジファインダー機のライカMシステムだ。通称「M型ライカ」。最もライカらしいスタイルを持ち、世界中の写真家に愛用されている。デジタルのライカM10-P、ライカM10、ライカMなどのほかに、フィルムのライカM-A、ライカMPもラインナップする。

またデジタルカメラでは当たり前にある背面モニターを省略し、巻き上げレバーのようなサムレストを持つ、まるでフィルムカメラのようなスタイルのライカM10-Dや、モノクローム専用機のライカMモノクロームなど、ほかのメーカーにはない個性的な機種も存在する。

そして35mmフルサイズセンサーを搭載するコンパクトカメラも存在する。それが、2019年3月に発表されたばかりのライカQ2だ。ズミルックスf1.7/28mm ASPH.を搭載する、ライカQの後継機になる。

【おすすめライカ③ライカQ2】 ライカQ2 ライカQのデザインやズミルックスf1.7/28mmを受け継ぎながら、4730万画素CMOSセンサーを搭載。35mm、50mm、75mm相当にクロップも可能だ。EVFは368万ドットのOLED。防塵防滴構造の採用や4K動画機能など、ライカQから大きくパワーアップした。

APS-Cサイズのミラーレス機は、ライカCLとライカTL2。どちらもLマウントを採用し、ライカSLや、これから発売されるパナソニック、シグマのLマウントレンズも装着できる。ライカCLはEVFを搭載したトラディショナルなデザインだが、ライカTL2はアルミ削り出しのユニボディを持ち、背面は全面タッチパネルでスマートフォンのような操作性を持つ。またAPS-Cサイズのコンパクトカメラとしては、水中に潜れるライカX-Uがある。

【おすすめライカ④ライカCL】 ライカCL ライカSLと同じLマウントを採用したコンパクトなミラーレス機。2400万画素のAPS-Cセンサーは高い解像力を持ち、優れた視認性のEVFも搭載する。小型で高画質、そしてトラディショナルなデザインから、Oskar’s Legacy(オスカー・バルナックの遺産)と呼ばれる。

そのほかのコンパクトカメラでは、フォーサーズセンサーを搭載したライカD-LUX7、1型センサーを持ち、携帯性に優れたライカC-LUX、一眼スタイルのライカV-LUXなどがある。さらに、意外なところではインスタントカメラのライカゾフォートも発売されている。

【おすすめライカ⑥ライカゾフォート】 ライカゾフォート ライカ初のインスタントカメラ。フィルムは富士フイルムのチェキと互換性がある。ライカがインスタントカメラとは不思議に思うかもしれないが、インスタント写真はオリジナルが1枚しか存在しない。それも「写真の本質」を追求したひとつの形なのだ。ライカのなかで最も手に届きやすい価格も魅力だ。

ライカといえば35mmカメラの産みの親なので、デジタルでも35mmフルサイズにこだわっていると思われがちかもしれない。しかし実際は中判デジタル、35mmフルサイズ、APS-C、フォーサーズ、1型、また35mmフィルム、インスタントカメラをラインナップする。これだけ多彩なフォーマットを持つのはライカだけだ。自分の撮影スタイルによって最適な機種が選べる。それは「写真の本質」を追求するライカの姿勢の現れと言えるだろう。

ライカはどれも高価ではあるが、長く愛用できるのが魅力だ。発売からすでに10年経っているデジタルカメラでも、今も愛着を持って使っている人も多い。ライカは決してコレクションのために存在するのではない。最高の写真を撮るために、最高のカメラと最高のレンズがある。それがライカだ。ぜひライカを手にして、そのフィロソフィーを体感してもらいたい。

協力:楽天市場

いつかは欲しいカメラ ライカの魅力│カメラの豆知識│カメラ・レンズの買取 アールイーカメラ

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キーワードに関する情報 バルナック ライカ 魅力

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