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【医学部】CBTで約9割とれる勉強法 – cbt 医学部 9 割 このトピックの詳細
テーマの説明 cbt 医学部 9 割:
医学部4年の者です。
医学部生向けに、CBTの勉強法を話してみました。
CBTとは医学部や歯学部の3、4年で受ける、今までのまとめのテストです。
目次
00:28 自分の成績
01:00 CBTとは何か
02:04 CBT 勉強法
自己紹介
東工大から医大生
このチャンネルでは、受験生や医学部生に向けた情報を発信していきます。
よく再生してもらっている勉強法シリーズです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL9ACtJ2k0DTZ-IeaOVRCsXU-InjnNgsaP
twitterです;
https://twitter.com/zw_medical
#共用試験
#もうすぐ臨床実習
トピックcbt 医学部 9 割の詳細についてはこちらをご覧ください:
CBTで9割取る安直な勉強法 | 医学書レビュー.com
どうも、翁です。CBTで高得点を狙う方は案外多いんじゃないかと思います。実際、CBTの成績が良いと、マッチングで有利になる臨床実習の診療科選択で …
Source: igakusho-review.com
Date Published: 9/12/2021
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【CBT90%達成】医学部のCBTで9割取る勉強法と対策を全 …
CBTとは まず医学部で行われるCBTとは何か説明します。 … 大半(たぶん9割くらい)の学生はMECかTECOMのCBT対策講義を取るので、「みんなと同じ勉強 …
Source: www.aratalog.com
Date Published: 11/27/2021
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CBTで9割に到達する勉強法【CBT94%の医学生が徹底解説】
CBTで9割を目指す勉強法
ぷるすけ この記事ではCBTで9割を目指すための勉強法についてお伝えしていきます。
CBTは医学部3~4年生で受験する、病院実習を行うために必須の試験です。
多くの大学では、合格ラインが60%~70%の得点率だと思われます。
医学部の生活の中では一大イベントにもなっており、CBT対策から医学をまともに勉強し始めるという人も多いです。
しかし、CBT受験までに大学の試験をまともに勉強してきた人にとっては、合格が目標だとイマイチやる気が湧かないですよね。
そうすると、多くの人はCBT9割を目指して勉強するかと思います。
でも、実際にCBTで9割を取ることを目標とすると、
どのくらい勉強すればいいのか
いつから勉強すればいいのか
どんな勉強をすればいいのか
が分からなくて不安になりますよね。
Googleで検索してもなかなかCBTで9割を取った人のブログなどが出てこないです。
そこで、今回の記事は、
実際にCBTの得点率94%を取った筆者がいつから・どんな勉強をしたのか
ブログを読んでくれている方の状況に応じた『これからするべきこと』
を中心にお話していきたいなと思ってます。
長い部分もありますので、適宜こちらの目次を利用してください!
筆者の信頼性
男の子 本当にこの人はCBTで高得点を取ったのかな?
このように思う方もきっと多いはずです。
そこで、まずは筆者が『実際に何%取ったのか』
そして、『結果から見えてくるCBTで9割を取る戦略』について話していきます。
実際の結果
※大学の特定につながる情報は「非公開」とさせていただきます。
筆者の正答率は93.95%で約94%でした。
CBTの結果についてですが、まずどの大学でもこのような個人成績表が返却されます。
CBT結果返却は大学によっても異なりますが、1~2週間以内に返却されることが多いようです。
コンピューターを用いた選択式の問題なので、採点を早く行うことができるのだと思います。
個人成績表で注目するべき点は主に4つです。
個人成績表で注目するところ 正答率 正答率は『自分の中での目標』として一番いい指標になります。 このブログを読んでくれている方は9割、もしくは高得点を目指していると思いますので、正答率を高めることがゴールですね! IRT標準スコア CBTは受験者それぞれが別々の問題を受験しているため、正答率を難易度によって調整したスコアが必要です。 それがIRT標準スコアで、他の人と比べる際には有用な指標になります。 学内順位 学内順位は正答率ではなく、IRT標準スコアで決まります。 目標が『大学で〇位以内』であれば、難易度調整後のIRT標準スコアが重要になります。 問題形式別正答率 大学平均や大学最高値と比べて、自分の結果がどうだったのかを考えるのに有用です。 模試を受験後には、この部分を重要視して苦手克服につなげます。
この4つのポイントについて筆者のCBT勉強法の振り返りをしていきます。
筆者の振り返り
筆者の場合、A領域・B領域の正答率が100%だった一方、C領域の正答率が90%と大きく足を引っ張ていることが分かります。
D領域やE領域はまずまずといったところです。
このコアカリの領域についてですが、CBTで高得点を取るためには絶対に意識して勉強しなければいけません。
領域について ・A. 基本事項:医師たるものの基本、医療倫理など ・B. 医学・医療と社会:保健医療・公衆衛生 ・C. 医学一般:基礎医学(生理学・生化学・薬理学) ・D. 人体各器官の正常構造と機能・病態・診断・治療:各臓器疾患 ・E. 全身に及ぶ生理的変化・病態・診断・治療:全身に及ぶ疾患 ・F. 診療の基本:診察・診断の方法や技術
まずは、各領域の内容についてはしっかり頭に入れておきましょう!
また、A~C領域が主にクエスチョン・バンクのvol.1に、D領域がvol.2、E・F領域がvol.3に対応しているということは頭に入れておいてください。
そうすると、筆者は基礎医学と診療の基本が弱点だったというわけです。
基礎医学には、苦手意識もなく、むしろ得意なほうでしたので、本番の運がなかったか、勉強法が間違っていたかのどちらかだと分析することができますね。
さて、ここまで筆者の実際の結果についてお話してきましたが、ここからは実際にどのような勉強法ならばCBTで9割を取れるのかを自分自身の体験を交えて紹介していきますね!
CBTで9割を取るまでの流れ
目標を立てる
男の子 目標を立てるっていうけど、9割を目指しているからこの記事を読んでいるんだよ。 他の目標を立てた方がいいの?
目標はできるだけ具体的にして、少し高めに設定しておくことをおすすめします! ぷるすけ
CBT勉強法の最初のステップは目標を立てることです。
『学内で1位を取る!』ことを目指している方もいるかもしれませんが、ここでは分かりやすく、
CBTで9割(=90%)を目指す CBTで9割5分(=95%)を目指す
の2つに絞ってお話ししていきます。
学内1位を目指す場合には②を目標にした方が良いでしょう。
まず、②のパターンですが、筆者はこちらを目指していました。
そして、95%を最終目標としつつ、勉強しているときは98%という数字を常に意識していました。
何が大切かというと、得点率95%を取るならば間違える問題が限りなく0に近い状態を目指して勉強しないとなかなか達成できないということです。
筆者には、CBTで95%以上を取った知り合いが数人いますが、
みんな口をそろえて【目標は98%だった】
と言っていました。
筆者は95%を達成していないので説得力がありませんが、95%を目指している方はこの知り合いの目標を参考にしてみてください。
次に、CBTで90%を目指す場合ですが、目標は高く95%を目指すのもいいかと思います。
ただ、正答率を90%→95%に上げるのは、かなりの労力がかかります。
正直、60%を80%に上げるよりも大変だと思います。
なぜなら、正答率60%の人が80%になるには、全体をなんとなく理解した後、vol.2,vol.3を繰り返し演習すれば到達できるのですが、
正答率95%を取るには苦手な分野を潰さなければいけないし、ある程度細かい知識が要求されるからです。
そこで、9割を目指す場合は
【本番で10問中9問を自信を持って答えられるようにする】
という目標設定がいいかと思います。
当たり前のような目標ですが、本番は難しい問題が削除問題の可能性もあるし、自信のない1問がまぐれで当たる可能性もあります。
なので、この目標を達成できればCBTで9割を達成できます。
10問中1問は分からなくていいということですね!
では、具体的に本番で何問正解すればいいのかについて、目標設定の段階でちゃんと考えてますか?
まずは、CBTの問題数を確認しておきましょう。
参考 CBTの出題は6ブロックに分かれており、合計320問に解答する 320問のうち、240問が『プール問題』で採点対象になる
ということは、間違えることができる問題数は以下の通りになります。
何問間違えられるか 90%を取るためには… 240問中24問(320問に換算すると32問) 95%を取るためには… 240問中12問(320問に換算すると16問) 98%を取るためには… 240問中4~5問(320問に換算すると6~7問)
目標点数がこれとは異なる場合でも同様に計算してみてください。
正答率で考えると具体性が出ませんが、
間違える問題を〇問以下にするという目標設定にすると具体性が増すと思います。
そして、CBTで90%を目指す場合、目標設定をする上でもうひとつ大事なことが、
『領域ごとの目標正答率を定める』
ことです。
以下に一例を示します。ここは、自分の得意分野・苦手分野に応じて目標設定してください。
また、問題演習を進めるうえで、目標を適宜調整していきましょう!
ポイント ・A. 基本事項⇒100%を目指す 基本事項は正直、落としたくないです。90%を目指す人も95%を目指す人も、100%を目指してください。 大学平均も最も高いのがA領域でした。 ・B. 医学・医療と社会⇒90%を目指す いわゆる『公衆衛生』の範囲で、地味に重いです。大学平均もかなり低い水準でした。 CBTで9割を目指す人はほどほどに、9割以上を目指す場合に力を入れましょう。 ・C. 医学一般⇒90%を目指す 基礎医学の範囲で、ここがCBT直前に苦しくなってきます。 90%→95%の壁を乗り越えるために差が出るところです。 ・D. 人体各器官の正常構造と機能・病態・診断・治療⇒95%を目指す 多くの人が点数を稼ぐところです。病気のことは勉強もしやすく、ポイントも抑えやすいです。 ここは確実に正答できるような力をつけましょう。(大学平均も高い) ・E. 全身に及ぶ生理的変化・病態・診断・治療⇒95%を目指す D領域と同じように考えて良いかと思います。 D領域・E領域でできるだけ間違えないようにすることを意識しましょう。 ・F. 診療の基本⇒90%を目指す 筆者の大学では正答率が最も低かった分野です。しかも、標準偏差(SD)が最も大きかったです。 つまり、何が言いたいかというと最も差がついた分野の可能性が高いということです。
上記はあくまで参考です!
どの分野ならどのくらい取れそうなのかを目標の段階で決めておくことが重要ですね!
また、標準偏差について補足しておくと、筆者の大学では、
F領域が最も大きく、A・B領域が続き、C領域がそれよりやや低く、D・E領域が最も小さかったです。
やはり、病気についての知識は多くの人が正答でき、差がつきにくいということが示されています。
目標の立て方 90%を目指す場合→D・E領域を確実な得点源にしつつ、差がつく分野をある程度勉強する 95%を目指す場合→A・D・E領域をできるだけ落とさないように詰めつつ、B・C領域の勉強も行う。
計画を立てる
男の子 目標はちゃんと具体的に決めたよ、これでもう勉強していけばいいのかな?
ぷるすけ 目標だけでなく計画もしっかりと立てておきましょう。 QBを基準に考えるのがおすすめです!
目標はなんとなく見えてきたでしょうか?
目標を立てた後は計画を立てます。
この計画の段階は、目標よりも一般化するのが難しいです。笑
このブログを読んでくださっている方が
『何月のCBTに向けて、残り何か月で、部活はやっているのか、バイトをやっているのか』
など状況が異なるからです。
そこで、まずは筆者がどうだったのかを説明します。
筆者の特徴 2年生の時はあまり講義を聞かなかったが、3年生からは講義をサボるか一生懸命聞くかのどちらか。 テスト勉強は割と一生懸命行い、過去問の暗記だけには頼らない(一部、過去問暗記・前日漬け)。 テスト勉強の際は、難しい(分厚い)教科書等は見ないで、講義の内容ベースに勉強。 部活にはかなり力を入れている。バイトは週1~2回程度。 CBTの勉強期間は約6か月(夏休みは全く勉強していない)
こんなところでしょうか。
これを見ていただければ分かると思いますが、部活やバイトをやっていてもCBTで9割は取れると思います。
(95%以上は知りません。笑)
それぞれ自分の生活に合わせて計画を立てましょう!
また、もし3年生以下の方が読者の中にいらっしゃいましたら、今やるべきことは目の前の科目を一生懸命勉強することだと思います。
CBTの勉強を1年以上前から手をつけると飽きると思いますよ!笑
3年生以下向けの記事は今度執筆予定です。
ここでは、CBTまで残り3~9か月くらいの期間の3・4年生を対象に勉強法をお話ししますね。
基本的にやることはクエスチョン・バンクです。
勉強の計画はクエスチョン・バンクベースで立てましょう!
クエスチョン・バンクはだいたい4000問くらいあるんでしょうか。(vol.5を含めて)
筆者の反省なのですが、
4000問なんてすぐに終わるのでは?
と思っていました。
しかし計算してみると、1日50問ペースで4000問解くと80日間、約3か月かかるんですよね。笑
クエスチョン・バンクを舐めたらあかんのです。
また、クエスチョン・バンクは2周以上解くことが推奨されていますよね。
2周目のペースが1周目より速くなったとしても、さらに時間はかかるわけです。
筆者は全範囲を2周することができずに挑んでしまい、それをとても後悔しています。
CBTで90%を取るには、クエスチョン・バンクを2周&△や✖問題をなくすことができるような計画を立てましょう!
また、90%を取るには、CBT本番2~3か月前に一周目を終わらせることを目標としましょう!
計画のポイント 1日50問ペースで約3か月で一周目を終えるような計画を立てる バイトや部活で演習量にムラが出る場合は、1週間に300問を目安に計画を立てる CBT直前の2週間は模試を解いたり、苦手な分野を潰すためにクエスチョン・バンク演習の計画には含めない 二周目は1日100問、もしくは1週間に600問という計画を立てて約1か月半で終える △や✖にした問題を三周目に行う(2週間程度)
ざっとこんな感じの流れの計画をしてみてください!
上記の計画でいくと、途中に忙しくて勉強できない時期があったり、旅行に行って勉強しない時期があってもだいたい6か月くらいでCBT本番を迎えられると思います。
とにかく、意外とクエスチョン・バンクは時間がかかるし進まない!ということを念頭に、自分の生活に合った計画を立てておきましょう。
実際に勉強する
男の子 目標と計画は立てたよ!どんな勉強をすればいいの?
CBTの勉強法において何か特別なことをする必要はないと思います。 実際に筆者が行った勉強法を紹介していきますね! ぷるすけ
お待たせしました。
みなさんが一番気になっているであろう勉強内容の部分です!
筆者がメインで使用したものは、以下の通りです。
メモ QBオンライン
レビューブック内科・外科
病気がみえるvol.1~vol.10
ちょっとだけ問トレ
そのほか、ちょいちょい使用したものもありますが、こんな感じです!
何か特別な教科書で勉強したのかな?と期待していた人はすみません。 本当に普通の勉強法ですが、結局これが最適だと思っています。 ぷるすけ
結局、CBTで9割を取るといっても特殊なことをやる必要はないのかなと思っています。
むしろ、周りと違うことに時間を取られると点数は伸びないのかなと思います。
≻≻【関連記事】CBTで9割を取るなら基礎医学を対策!おすすめ教科書も紹介
さて、勉強の流れを以下にまとめます!
勉強法 まずは、QBオンラインを演習!どこから始めるのも自由だが、勉強しやすいvol.2から開始するのがおすすめ! 1問ごとに基本事項をちゃんと抑える!必要に応じて、病気がみえるを見る! 病気がみえるを読んで重要そうなところをレビューブックに書き込むorマーカーを引く 1周目は正解しても、少しでも自信がなかったら△をつける!〇をつけるのはちゃんと理解しているときだけ!
これが筆者が行った勉強の流れです。
これを真似してくれとは言わないので、参考にしてみてください。
大事なのは、ポイント4つ目に示したように、◎・〇・△・✖を上手に使いましょう!
本番が近くなって時間がなくなった時に、△・✖を中心に演習しますが、この時にあやふやだった知識が〇に含まれると知識の漏れが出てしまいます。
演習を始めた最初から、自分で基準を明確にして問題整理をしておきましょう!(特に1周目)
◎は脊髄反射で答えられるレベルのものだけにしてました。笑
あとは、どうしても紙派という場合を除いて、QBオンラインを利用することをおすすめします。
QBオンラインは値段が高くて、筆者も買うのは嫌でしたが、必要最低限の投資です。
『病気がみえる』も、アプリ版の購入だけしました。
筆者も裕福な家庭というわけではないので、QBオンラインや病気がみえるが高すぎて買うのをためらったり、中古で紙版を買って安く済ませようかなとも思いましたが、
オンライン版で勉強することをおすすめします。
オンライン版をおすすめする理由 問題演習時に、問題に対応する『病気がみえる』のページにすぐに飛ぶことができる。 iPadさえ持ち運べば、いつでも勉強ができる。 〇・△・✖を漏れなく記録してくれる。 △・✖だけ、など条件に応じた問題を組むことができる。 iPadを活用した勉強法で、効率が上がる。
オンライン版はこのようなメリットがあるのでCBTの勉強に最適です。
まず、紙媒体だとその病気のページを探す時間がかかります。
医学生の忙しい生活の中で、1回5秒の差を4000問繰り返すわけですから、かなりの差が生まれます。
また、紙媒体だと、『今日は神経内科の教科書を持ってきたから、今日は神経内科をやる』といったように、その日できる勉強が限られてしまいます。
そして、オンライン版では、△・✖だけを演習することが簡単にできるのでとっても効率的です!
(筆者の代は、紙媒体が廃止されたのにも関わらず、紙ベースで勉強する人もいたが、後輩たちはにもういないのかも?)
少し、話が逸れますが、△・✖の問題だけ通学中の電車でスマホを使って演習するといいかもしれません!
(みんなそれぞれだと思いますが)電車では未演習の問題に取り組むより、△・✖の復習を行うのがおすすめです。
未演習の問題を電車で解くと、テキトーに解説読んだりしちゃいますからね…笑
最後に、高得点を目指して勉強しているとぶち当たる壁が、
基礎医学
ですよね…
しかも点数が上がっていくほど差がつく分野になってきます。
正答率89%から90%へと、たった1%の差でも基礎医学が明暗を分けてきます!
基礎医学についてはこちらにまとめてみました。
あわせて読む CBTで9割を取るなら基礎医学を対策【科目別のオススメ参考書を紹介】 続きを見る
よくある質問
男の子 オンライン授業(ビデオ講座)って利用した方がいいの?
これが一番多い質問ですね(笑) 結論からいうと、みなさんの好みとCBTまでの残り時間を考えて使用してください。 また、次に示すことに注意して上手にオンライン授業を利用するのがいいと思います! ぷるすけ
まず、筆者はどうかというと、オンライン授業(QAssistやmedu4など)は利用しませんでした。
一方で、CBTまでまだまだ時間がある、余裕がある、
もしくは今まで学校の勉強を全然してこなかったけどCBTで9割を取って逆襲する!
といった人は利用を検討してみてもいいかもしれません。
結局、自分の好きなようにするのが一番だと思います。
ただ、優先するべきはQBオンラインです。
また、95%以上を目指すならビデオを見ている暇はないと思います。
もし、ビデオ講座(オンライン授業)を利用する場合には以下のことに注意して上手に活用してください!
オンライン授業の注意点 映像をみることが目的化してしまう これに陥らなければ、オンライン授業も有用です。 オンライン授業を始めてしまうと、『全部見なきゃ』と言い出す人が出てきます。 つまり、映像を観ることが目的になって、勉強が目的ではなくなってしまうのですね。 演習時間が短くなる CBTで9割を取るためには、【広く・浅く】の知識が必要です。 正直、基礎医学までやろうとすると膨大な時間がかかるので、1問でも多く問題を解くことが優先です。 さらにお金がかかる お金に限りがある人の場合は、そのお金を別の基礎医学の教科書とかに回したほうがいいかもです。 暗記する作業を怠る オンライン授業を聞くと、『分かった気がする』という感じになります。 とにかく、演習→暗記を繰り返す必要があるのですが、暗記の部分がおろそかになります。
とにかく、オンライン授業を利用する人も片っ端からみるのはやめたほうがいいかと思います。
苦手な分野だけ、CBT直前に大学の講義があるから先取りをする、などといった限定的な使い方をしましょう!
参考 オンライン授業をオススメしないのは、上記にような使い方をしている場合だけです。 国試を意識して勉強したい人、CBTのためだけでなく病気の理解を深めたい人、CBTまで時間があるor3年生以下の人、大学のテストは毎回追試だけどCBTで下剋上を狙っている人などにはオンライン授業はいい教材だと思います。 検討してみてください!
男の子 模試ってうけたほうがいいの?受けるならいつ頃?
最低1つは受験することをおすすめします! 迷ったらQB模試を選べば大丈夫です。 ぷるすけ
筆者はQB模試、TECOM模試、MEC模試の3つを受けました!
最低1つ受験してください!できれば2つ!3つは余裕があれば!という感じです。笑
ちなみに、QB模試が一般的には難しいと言われています。
QB模試は、QBオンラインを購入すると特典でついてくるというキャンペーンもあるので、1つ選ぶならQB模試を受験しましょう!
受験の時期ですが、CBT本番の1か月前~2週間前をオススメします!
2つ受験する人は1か月前と2週間前という感じで受験しましょう!
くれぐれもCBT本番まであと3日みたいなときに受けないでくださいね。笑
模試1つに320問あるわけですから、受験に1日、その復習に1~2日かかります。
さらに、模試の結果が返却された後、領域や分野ごとに苦手なところを分析して勉強し直すわけですから、最低2週間前には模試を受けましょう!
≻≻【関連記事】CBT模試の難易度・日程・受け方は?MEC・TECOM・QB模試を解説
男の子 TECOMの問トレはやったほうがいいの?
優先するべきはクエスチョン・バンクです。 基本的にTECOMの問トレは必要ありません。 どうしてもやりかったらやればいいと思います。 ぷるすけ
先ほどちらっと書きましたが、筆者は苦手なところだけやりました。(本当に少しだけ)
ただ、筆者の代は問トレ初代のキャンペーンがあり、無料で利用できました!
現時点の価格を知らなので申し訳ないのですが、有料なら利用しないかなと思います。
もちろん、1問でも多く解きたいという人は利用も検討してみてください。
問トレはあくまで、クエスチョン・バンクが2周終わってさらに余裕がある場合のオプション的存在だと思っています。
さいごに
すごい長文にもかかわらず、ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからほかにもCBT向けの記事を書いていこうと思っています。
CBTで9割は達成できない目標ではないです。
CBTは5択問題だから本気で勉強しても意味ないよ、という人や、
受かればいいよ、という人もいるかもしれません。
その考え方も分かります。
しかし、CBTで9割を取るために一生懸命医学を勉強したことは、たとえ9割を取ることができなくても必ず医学生人生でプラスになるはずです。
もちろん、この記事の内容がすべてではありませんが、この記事を参考にして、CBTの勉強をしてくれている人がいたら、大変うれしく思います。
みなさんがCBTで9割を取れるよう願っております。
【医学部】CBTで9割取った勉強法・対策スケジュール・教材まとめ!
こんにちは、医学生のガッシーです!
医学部のCBTってどんな対策・準備すればいいの?
そんな悩みはありませんか?
OSCEもほぼ同時期に対策が必要なので、CBTは効率よく準備したいですよね…
そこで、以下の悩みを解決できる記事を用意しました!
そもそもCBTって何?
CBT対策はいつから何をすればいい?
知っておくべき注意点は?
筆者が実際に受験した時の勉強の仕方やスケジュールを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
ガッシー この勉強法で91%取ることができました!
公式HP:国産コロナワクチン治験
\\ 今すぐチェック!! //
*治験募集はすぐ終わる可能性もあるのでお早めに
*説明・検査を受けるだけで謝礼もらえます!
そもそもCBTとは?
CBTは全国の医学部生が4年生の時に受験する共用試験です。
病院実習前に、最低限の医学知識が身につけていることを確認するために行われます。
CBTに合格しないと病院実習に参加することができないため、緊張感のある試験です。
実施時期は大学によりますが、4年生の8~12月ごろに行われることが多いです。
内容は医学部1~4年生までに習ったことのまとめテストとなっており、範囲が広いため楽に合格できる試験ではありません。
しっかり対策しておく必要があります。
MEMO 同時期に行われるOSCEも全国の医学生が受験する試験です。 OSCE対策は以下の記事でまとめています! 【医学部】OSCE対策どうする?例題・おすすめ参考書を紹介!
【医学部】CBT対策のおすすめ教材
QB online CBT
全部で約4000問あります。
筆者の大学ではQB online CBTを使っている人が9割近かったです。
CBT対策は知識のインプットだけでなく、アウトプットで感覚を磨くことも重要です。
特に、4連問のような特殊な問題は、演習量が結果に直結します。
演習量を稼ぐためにQB online CBTがおすすめです!
病気がみえる
リンク
分からないところを調べるのに必要です。
筆者の大学でも多くの医学生が購入していました。
どうせポリクリや国試対策の教材として購入することになります。
せっかく購入するなら早めに買っておいてCBT対策にも使うのがおすすめ!
問トレ(TECOM)
TECOMが運営している問題演習サービスです。
QBとは問題が異なり、無料で3000問近く解けるのでかなりお得です。
しかし、QBと比較して解説が薄めで、問トレだけでの対策は厳しいです。
筆者は基本の問題演習はQBで行いつつ、苦手分野の追加演習を問トレで行いました!
【息抜き教材】医療マンガ
リンク
筆者は医学も学べる医療マンガを読みながら息抜きしていました!
基礎から臨床まで、マンガで学ぶことができますよ!
ガッシー 何ヶ月も勉強し続けるのは大変ですよね… 息抜きしながら進めましょう!
MEMO 医学生おすすめの医療系マンガを紹介! 現役医学生が選ぶ医療マンガおすすめ16選【勉強にもなる!】
CBT対策の勉強法・スケジュール【体験談】
CBT対策で最も重要なのは「全体の輪郭を早く掴む」ことです。
試験範囲がかなり広く、全てを完璧に仕上げるのは難しい…
どの分野が出やすいか、どこまで深く勉強すればいいのかを把握するため、とりあえず早く一周するのが重要です。
具体的なスケジュールとしては、以下の感じで行っていました!
臨床科目の講義が始まる前に基礎医学の分野を解く(1周目) 臨床科目が始まったら、講義に合わせてQBの問題を解く(1周目) 夏休みに今までの分野を復習をする(2周目)+マイナー科の予習 夏休み後も臨床科目に合わせてQBの問題を解いていく。(1周目残り)+ちょっとペースを上げて2周目も終わらせる 2周目を解くときは解けなかった問題をまとめノートに書く 最後の1ヶ月で全部解きなおす(3周目)+まとめノートの復習
基本的には臨床科目の講義に合わせつつ、QBを解きました。
筆者は1周目問題だけでなく、全ての問題を解き始めています。
問題数は多かったのですが、全体の輪郭をつかむ意味ではうまくいきました。
最初に解いたときの正答率は5割くらいですが、あまり気にしません。
解説を読む中で理解も深まってくるので、2周目の正答率は7割くらいまで上がります。
解説を読む時のポイントは知らない部分を「病みえ」などで調べること。
忘れているところを確認し、周辺知識も整理していくことで理解のスピードが速まります。
最初は時間がかかりますが、どんどんスピードアップしていくのでおすすめですよ。
次は、夏休みやマイナー科の講義中など余裕があるときに2週目を行います。
1周目で間違えた問題や不安だった問題を中心に行いました。
このときまだ覚えていなかった問題は、まとめノートに書いていきます。
最後は試験前1ヶ月くらいで全部解きなおします。
まとめノートを復習しながら進めていくことで最後の追い込みがうまく行きました!
ガッシー こんな感じでやっていって、本番では91%ちょいの正解率でした!
CBT対策の注意点・よくある質問
【CBT対策】勉強はいつから始めるのがベスト?
筆者は臨床科目の系統講義とほぼ同時にCBT対策をはじめました。
ガッシー 当時の勉強時間は1日30分から1時間程度なので、そこまで負担はなかったです。 直前期だけで頑張れる気がしなかったので、長く細く勉強しました!
ただし、筆者のやり方が正解というわけではなく、もっと早くから勉強を始める方やCBTの1ヶ月前から間に合わせてくる人もいます。
「いつからCBT対策を始めるかは人それぞれ」という結論に落ち着くでしょう。
ガッシー とはいえ、 体半年前くらいから徐々に対策をはじめて、直前2~3ヶ月で本格的に勉強する」 という対策スケジュールが平均的だと思います!
CBT模試を受けるかどうか?
筆者は1回だけ模試を受験しました。
QBの購入特典でメディックメディアの模試を1回受けることができたので、本番の2週間前に力試しとして受験しています。
MECやTECOMでも模試を受験できますが、
1回受験すれば試験の内容は掴めます。
模試と同じ問題が出題されるわけでもないですし、
個人的には2回以上受ける意味はないと思います。
ガッシー CBT模試を実際に受けてみた感想やおすすめCBT模試は以下の記事で紹介しています!
【医学部】CBT模試は受験した方がいい?実体験を紹介!
CBT対策はQBを使う?問トレにする?評判は?
筆者はQBをメイン、問トレは気になる分野だけ部分的に用いました。
扱っている問題や解説が異なるため、両方解くことで理解を深めることができたと思います。
ただし、QBのほうが解説が詳しいです。
どちらを使うかで迷っているなら、QBの方が断然おすすめです。
ガッシー 筆者の大学でも、QBの方が評判よかったです。 ただし、人によっては問トレのほうが似た問題が出題されたという人もいます。 CBTでの出題問題によるのかもしれません。
Qassistの特徴は?メリット・デメリット・評判を徹底調査!
CBT対策ビデオ講座について(Qassist・medu4など)
筆者はビデオ講座を視聴していません。
ガッシー というより、CBT受験が終わるまでCBT対策のビデオ講座の存在を知りませんでした…
筆者の周りではビデオ講座を使っている人は多くなかったのですが、大学によって割合は変わりそうです。
ビデオ講座では重要ポイントがまとめられており、インプットに役立ちます。
ただし、アウトプットが不十分になりやすく、ビデオ講座に頼りすぎるのも危険です。
ガッシー 筆者の周りの話を聞いている感じだと、 CBT90%超えの人は、ほとんどビデオ講座を利用していません。
国試予備校で迷う医学生がビデオ講座(映像授業)を徹底比較!【費用・評判・メリット】
【CBT対策おすすめ参考書①】まとめてみた
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ガッシー 筆者はCBT後に読んだのですが、CBT前に知りたかったです… CBT対策にめちゃくちゃ使えます!
以下のマイナー科6種類が出版されています。
精神科
皮膚科
泌尿器科 眼科
耳鼻咽喉科
整形外科
200ページくらいで、マイナー科の学習に必要なエッセンスが凝縮されています。
内容は以下のような感じです。
CBTで出題されr疾患の説明 いつでも参照できるまとめページ 国試過去問とオリジナル問題で演習
試験前にさらっと読むことができ、CBTに必要な知識を学ぶことができます。
掲載されている問題は国試の過去問が多いですが、CBT対策としてもおすすめですよ!
問題演習しながら知識を確認ができ、まとめページは直前の復習にも使えます!
ガッシー CBTではマイナー科の出題数は少ないですが、差がつきやすい分野でもあります。 「まとめてみた」を使えば、短期間でマイナー科を得意科目にできますよ! CBTで高得点を狙うなら必須の教材です!
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【CBT対策おすすめ参考書②】レビューブック
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筆者は利用していませんでしたが、おすすめする人が多い教材です。
「病みえ」はわかりやすい一方、分量が多くてCBT前に通読するのは難しい。
分からないところを調べる辞書的な役割がメインになります。
「レビューブック」は必要な知識が簡潔にまとめられていて、短時間で勉強したい方におすすめです。
MEMO CBTで必要な範囲にはマークがつけられており、短い時間で全範囲を勉強することができます。
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医学生・研修医おすすめの参考書・教科書まとめ!【240冊以上から厳選】
240冊以上の医学書・参考書を読んだので感想を紹介!【おすすめレビュー】
大学のテストとCBT成績の関係
大学の定期テストでしっかり勉強することも大事です。
大学の試験で基礎的な知識が身についていると、QBを解いた時の学習速度も違います。
低学年のうちから定期テストに向けた勉強をしっかりしておきましょう!
ガッシー すでに4年生になっている方も遅くありません! 今からでも対策してみてください!
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マッチングでCBTの成績が関係する?
初期研修病院の採用試験(マッチング)で、CBT得点を提出することがあります。
どれくらいの割合で採用に影響するのかは明らかではないですが、一部の人気病院で足切りされるのも事実です。
ガッシー 特に都内の人気病院は倍率が高く、CBTの成績を考慮する病院が多いです!
将来の選択肢を増やしたいならCBTで高得点を狙いましょう!
他にも、大学からの推薦状を書いて欲しい場合(海外留学やマッチングにおける推薦状)など、CBTの点数が関わる場面は案外多いです!
ガッシー 細かい事情は以下の記事で紹介しています!
【医学部マッチング】CBT・大学の成績・GPAはマッチングに影響する?
CBTまで残り1ヶ月!時間がない!どう対策する?
CBTの成績は予想以上に後々まで響いてきます。
少しでも高得点を取ることが今後の医学部生活、研修医生活の選択肢を広げてくれます。
そこで、CBTまで時間が足りない時に行うべきは以下の2つです。
とにかく重要分野(臨床医学)の演習をこなす
分かりやすくて薄い教材を使う
ガッシー CBTは臨床医学からの出題がほとんどです。 まずは臨床で高得点を狙えるように演習しましょう! あとはなりふり構わずに課金するのも一つの手です!
分かりやすい教材としておすすめは「まとめてみた」シリーズです。
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マイナー科のみの参考書ですが、数時間で1冊読めるくらいの分量にまとまっています。
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注意 予備校のビデオ講座は視聴時間が長く、直前期から始めると間に合わない可能性があります。 また、視聴しても演習量が足りずにアウトプットが不十分になりがちです。 ガッシー 直前期からの利用はあまりおすすめしません! アウトプットを重視しつつ、薄めの参考書を活用するのがおすすめです!
CBTでの基礎医学の出題割合は?
人によって異なりますが基礎医学の出題割合は1~2割です。
生理学、生化学、解剖などなど、大変だった割に出題割合は少ないですよね…
ガッシー コスパよく点を取りたいなら「CBTで基礎医学を捨てる」のは1つの戦略です! 範囲が広い割に点数になりません!
ただし、しっかり勉強したい場合も無理に教科書を読み直す必要はありません。
QBや問トレに載っている基礎医学の問題を解けば7~8割以上の問題は解けます。
解けない問題も選択肢です。勘でも当たります。
基礎医学にやたら時間を使うよりは、臨床科目をしっかりマスターするのがおすすめですよ!
ガッシー 臨床の方がコスパよく点数になりますし、5年生以降の勉強でも使えます!
まとめ【医学部CBT対策】
今回の記事では、CBTに向けた準備の仕方や対策方法をまとめてみました!
最後に、本質的なことをお伝えします。
「CBT対策どの教材使おうかな…どんなスケジュールにしようかな…」
と悩む気持ちもわかりますが、悩んでいる時間がもったいないです。
CBTは進級・卒業だけでなく、将来の選択肢(マッチング)にも関わります。
あれこれ悩んで準備期間が短くなるなら、とりあえず必要な教材を揃えておくのがおすすめです。
まずは、QB、病みえなどの教材を用意しましょう。
対策が遅れて後悔するより、早く準備しておいたほうが安心ですよ!
公式HP:メディックメディア QBオンライン
公式HP:テコム 問トレ
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【医学部】OSCE対策どうする?例題・おすすめ参考書を紹介!
医学部3年生は忙しい?【勉強・実習のコツは?】
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CBTで9割取る安直な勉強法
どうも、翁です。
CBTで高得点を狙う方は案外多いんじゃないかと思います。
実際、CBTの成績が良いと、
マッチングで有利になる
臨床実習の診療科選択で有利になる
などのメリットはあるようです。
この記事では、私自身の経験をもとにCBTで90%程度の得点を取るための安直な勉強法について私の失敗談も添えて書かせてもらいます。
目次
私のスコア
まず、私のCBTのスコアについて簡単に書いておきます。
偉そうに勉強法について云々書く以上、最低限の説得力は必要でしょう。
IRT標準スコア:749
正答率:94.75%
学年順位:4位
という感じでした。
まあ高得点と言っても許されそうですし、マッチング等で不利になるようなスコアではないでしょう。(私はマッチングでCBTのスコアを利用しませんが)
以上が私が運よく取れたスコアでして、これよりさらに高い得点を目指す人にとっては以下の記事は残念ながら役立ちませんのでご了承ください。
9割取るには?
結論から言えば
「QBをマスターする」
が最も安直に9割取る方法です。
「そんな馬鹿なやり方があるか!」
と怒られそうですが、私が実践した方法はこれだけです。
CBT対策の際、私は予備校の動画講座を取らず模試についてもQBの付録のCBT模試しか受験しませんでした。
今(国試対策中)もそうですが、試験対策のみを目的としてお金使いたくなくて…
ただ、QBだけはひたすらに周回していました。
そんな具合で効率性には疑問が残る安直なやり方で勉強してましたが、一応ある程度の結果にはなりましたので、よろしければ以下ご覧ください。
使った教材
QB CBT 2018 vol.1~3(私の受験年度より1年古いもの)
QB CBT 2019 vol.1~5(私の受験年度のもの)
病気がみえる全巻
人体の正常構造と機能
QBを何故2セット持っていたかについては後述します。
私の最大の失敗です…。
私の受験時には紙のQBがあり、onlineと紙の両方で勉強していました。
現在は紙のQBはないので、そこは参考にならないかもしれません。
教科書としては『病気がみえる』と『人体の正常構造と機能』を使っていました。
『病気がみえる』はご存じの方も多いでしょうから割愛しますが、ポイントがまとまっておりイラストが分かりやすくて便利でした。
『人体の正常構造と機能』は俗に黒本とも呼ばれる本で、私のイチオシの基礎医学の教科書です。
CBT対策でも基礎医学範囲の勉強に役立ちました。
この本のレビュー記事もありますのでご興味ある方はご覧ください。
私の場合、教科書はCBTよりもはるか前に購入していたので、CBT対策のために購入したものはQBだけになります。
また、QBをメインとし教科書はあくまでサブとして参照していただけでした。
勉強期間
別記事『CBT対策に必要な時間は? ~モチベ別ざっくり解説~』でも書いたのですが、私は約2年にわたってダラダラとQBを周回していました。
アホですね…。
理由については上の記事を読んでいただきたいのですが、そういう事情から私は前年度のQBまで一部購入していたわけです。
お金がもったいない…今でも少し悔やんでます。
これを読んで
「2年かけて対策って参考にならん」
とは思わないでください。
確かに約2年かけてましたが、前半の1年はQB vol.1~3を大学の講義のペースに合わせてのんびりと1周しただけなので、CBT対策のほとんどは後半の1年間でやってました。
悲しいですが前半の1年はお金と時間の無駄だったかもしれません…。
私の勉強期間は実質1年だと考えてください。
この1年間というのも振り返れば長すぎたかなと反省しています。
もっと効率を上げれば半年くらいで何とかなったかもと悔やんでいます。
「たられば」ですけども。
具体的なQB周回方法
苦手な分野などはそれこそ7周ほどは回したかもしれません。
最終的にはQB online上での正答率が97%程度になるまで演習していました。
回し方は2通りあって、
①速度重視でとにかく演習
②解説も読みながら精読
を半々くらいで使い分けてました。
①速度重視でとにかく演習では、通学中や寝る前などのスキマ時間や興味のない講義の際にQB onlineで演習を進めていました。
解説はさらっとしか読んでませんし、クイズに近い感覚で進めていました。
②解説も読みながら精読では、紙のQBを使っていました。
QBに赤線を引いたり、教科書で調べた事項を書き込んだり、教科書のコピーを貼付したりしていました。
CBT対策に必要な事項をQBの冊子に集約化していくイメージです。
①②をそれぞれ2,3周ずつ行うという脳筋な周回方法が私が実際にやった勉強法です。
上にも書いた前半の1年がほぼ無意味なのも周回数を考えれば分かっていただけるかと思います。
紙のQBなき今…
私が安直な方法で勉強していたことはお分かりいただけたかと思います。
真似したいかどうかはさておき、上に書いたような私の勉強法は、現在紙のQBがないので再現できません。
QB onlineで勉強する必要があります。
そこで私が提案したいのはノートアプリの活用です。
GoodNotesやNotion、EvernoteなどのノートアプリにQB onlineや電子教科書の事項を貼っていき、紙のQBの代わりにノートアプリに情報を集約していく方法です。
CBTでは紙派だった私も、国試対策では紙のQBを使わずQB onlineとEvernoteで勉強しています。
私の国試対策の方法については、
予備校動画なしで国試対策 part2「Evernoteを活用」をご覧ください。
これまた参考になるかは…微妙ですが。
ちょっとしたコツ
周回数を重ねるという安直な勉強法を書いておいて説得力も何もあったものじゃないですが、一応対策におけるコツを伝えたいと思います。
それはQB vol2,3の対策が一番コスパが良いということです。
以下、私の成績の一部を提示して説明します。
A領域の点数が悲惨なのに、全体のスコアはそちらに引っ張られてません。
これは各領域が均等な配点ではなく、特にD領域の配点が高いからです。
そして、このD領域に相当するのがQB vol2,3の臓器別の問題となっているため、この範囲の演習はコスパが良いのです。
またD領域の臓器別の理解が深まると、自然に多選択肢・順次解答四連問の正答率も上がるため、その意味でも効率がいいのです。
本当にちょっとした小手先の話で学習の本質に全く関わりませんが、試験の点数稼ぎという意味では、このコツは知っておいて損がないと思います。
勉強の優先順位を考える上で参考にしていただければ幸いです。
直前期の模試の目安
MECやTECOMの模試は受験せず、QBの付録のCBT模試だけ受験しました。
自宅のパソコンで受験可能で受験タイミングも自由なので、人によって受験したタイミングは違ったでしょうが、私はCBTの約2週間前に受けてみました。
受験1日後にすぐ結果を閲覧することができて便利でした。
模試結果は下画像のように集計されます。
ブロックごとの集計も掲載してくれますし、全国順位や分布も分かるので模試としては非常に有用だと思います。
無料なので受けて損はない模試と言えるでしょう。
画像にあるように模試での正答率は89.7%でしたが、私の本番のスコアは94.75%と上昇しています。
これは実力の向上ではなく、CBTには削除問題があるので実際の正答率よりも結果として高くなるからだと思います。
また私個人と友人何人かの印象では、模試の問題の方が難しく感じていました。
まあ本番より簡単な模試を受けても仕方ないですからね。
以上より個人の印象に過ぎませんが、CBT模試で85%以上の正答率になっているなら、本番で9割超えは狙えるんじゃないかと思っています。
効率的に勉強してください…
私の勉強法は決してベストではなかったと思いますが、それでも利点を挙げるなら、「教材を絞ってシンプルにした」ということでしょう。
アホみたいな周回数も、裏を返せばこのシンプルさ故に達成できたと言えます。
予備校を活用すれば、もっと少ない問題演習量で対策できるかもしれません。
有名講師の分かりやすい講座を見た上で演習した方が能率は良いでしょう。
ただ「教材が1つ増える=やるべきことが増える」というデメリットも抱えます。
周りの友人たちの中には「結局予備校の動画あんまり見れてなくて、焦ってQB始めたわ」みたいな人もいましたし、メリットばかりではないのでしょうね。
色々な勉強法があると思いますが、これから受験される方には効率性を追求した計画・指針をもって対策してほしいなと切に願っています。
点取りゲームに執着しない
高得点を取っても、言ってしまえばたかがCBTですから意味はあまりないです。
しっかり勉強して臨床の基礎の基礎を頭に叩き込む上で、CBTの点数を指標とするのはいいと思います。
「知るか!俺は学年1位を取るんだ」
と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ順位・成績にこだわるとしても点取りゲームに執着するのは多分悪手です。
それはCBTは運要素が強いからです。
問題は各々異なり、どれが採点対象問題かも分からない状況での試験において、ある一定以上の正答率を超えた後の点数の伸びは運の要素が強くなってくるのは自明でしょう。
個人的には9割程度の正答率まで来たら、あとは運任せかなと思っています。
運の世界に執着しても仕方ないですし、精神衛生上も良くないので結果的に点数を落とすことにつながる気もします。
それでも「運を実力でねじ伏せる!」という熱いマインドがある方は尊敬しますし、頑張ってほしいです。
実際、満点近い点数を安定的に出せる人の勉強法は、私も知りたいです。(真似はできないにせよ)
まとめ
CBTで9割取る安直な勉強法について色々書かせてもらいました。
少しでも参考になる点があったなら嬉しいです。
CBTは受かればどうでもいいという方もいますが、実際9割取れるくらいまで勉強を頑張ってみたら、実習や国試対策がスムーズになっている気がします。
「あ、これCBTで覚えたやつだ!」
という経験を何度もしました。
効率的に勉強する分には良い試験だと思いますので、これからCBTを控えた方々には是非とも頑張っていただきたいなと思います。
まあ、私は下級生のこと気にしてる場合じゃなくて、自分の国試を何とかしないといけないんですけど。
【CBT90%達成】医学部のCBTで9割取る勉強法と対策を全公開。QB・TECOM・MEC・medu4は必要?【順位は1桁】
こんにちは。
先日CBTを受験し、結果が戻ってきました。
結果はタイトルの通り90%超えでした。順位としては1桁です。
今回はその勉強法を紹介します。
1.CBTとは
まず医学部で行われるCBTとは何か説明します。
つまり臨床実習を行うための能力を図るテストで、医学部の座学の集大成です。
OSCEはこの実技版ですね。
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具体的には
・膨大な数のプール問題からランダムに出題された240問(採点対象)
・プール問題に加えられるかの判定のために試験的に出される80問(採点対象外)
を1時間×6ブロックという強行日程で行います。採点対象の問題かどうかは受験者にはわかりません。
2.僕の勉強法
僕の勉強法を紹介します。結果がないと説得力ないのでとりあえず成績さらします。
90%超えたのでそこそこ取れたかなと思います。
しかし言い訳ではないですが、今回のCBT受験までの日程は相当にハードでした。
・CBT2週間前から大学の定期試験を約20科目こなす
・その定期試験がCBTの2日前まで続きそのままCBT突入(定期試験から中1日)
どう考えても鬼日程ですね(笑)定期試験だけでもかなりきつい日程です。
なのでCBTの3週間前からほぼCBTのための勉強はできず定期試験突破の対策をしました。
でもブログでCBTの勉強法書くためには90%超えないと格好つかないなと思って頑張りました。(この頑張りはほぼブログのネタのためです(笑))
基礎力が最も大事
これが受験して一番感じたことですが、今までのテスト対策でしてきた勉強が最も大事で差がつきます。
大体の学生が予備校の講義動画とQB(クエッションバンク)で勉強します。
そしてみんな大体講義動画を一周は見て、QBは何周かします。
でもCBTの結果に差がつく。
ということは「今までの医学部の勉強内容を動画とQB内の解説で網羅するのは無理」なんです。
つまり講義動画やQBは今までの断片的に記憶していた知識を使えるように整理するのが主目的だということです。
ということでこれを見ている低学年の方は試験勉強を過去問の暗記で済まさず、CBT、国家試験、研修医以降に活きるようにしっかりやりましょう。
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使用した教材を紹介
僕が使った教材は
①QB(1-5巻)
②病気が見えるシリーズ
③Q-Assit・QB模試
④Evernoteでまとめノート作り
⑤TECOMのCBT対策講義
です。
順に解説していきます。
①QB(1-5巻)
QBは絶対買いましょう。CBTを解いていてもQBで見たまんまという問題が結構ありました。やらないと損です。
またQ-Assistを見るためにはQBに付属しているシリアルナンバーが必要です。一冊は新品で買いましょう。
活用方法は1巻から4巻をできるだけ多く回すんですが、解説は絶対に全て読みましょう。
CBTでQBとまんまの問題・似た問題はたしかに結構ありますが、ほとんどは違う問題です。つまりQBの問題だけ解答できる知識があっても本番は解けません。
間違いの選択肢・解説は絶対に読むべきです。
僕の場合は、
・1周目→問題解く。解答・解説を読んで知らない知識に線を引く。
・2周目→問題解く。線を引いてある部分を読む。
・3周目→問題解く。線を引いてて覚えてないのをEvernoteにまとめる。
・4周目→問題と解答見て周辺知識を思い出す。
こういう感じです。
5巻は正直やってもやらなくてもどっちでもいいかなという感じです。1から4巻をしっかりやりましょう。
QBにも難問奇問は結構あって4周やってもできない問題もありますが、おそらくこういう問題はプール問題になってないので気にしないで大丈夫です。(一応解説は読む)
※CBTで採点対象であるプール問題となるには受験者の正答率から良問と判定される必要があります。つまり難しすぎるのは難問奇問として弾かれます。
②病気が見えるシリーズ
QBの解説を読んで理解が足りないと思った部分は何か参考書、教科書で知識を補完してください。
僕は「病気が見えるシリーズ」が好きですが、「できった」でも「STEP」や「レビューブック」、「授業のレジュメ」でもなんでもいいです。
しかしこの過程を飛ばすと結局QBの解説以上の知識はつかないので
「90%目指したい」・「時間がある」という方はぜひやりましょう。
③Q-Assit・QB模試
Q-AssistはQBやイヤーノート、レビューブックなどを出版しているMEDIC MEDIAが公開している国家試験向けの講義動画です。
内容は国家試験向けなのでCBTにはオーバーワークな部分はありますが、
正直めちゃくちゃいいです。
今までの定期試験の勉強を過去問で切り抜けてきた方はぜひみましょう。
清澤先生の話は一回聞いただけでも記憶に残る話が多いですし、QBの解説だけでは偏る知識も補えます。
通しで見るには大体半年ほどかかるのでQBと並行してやる場合には早めに勉強スタートしましょう。
④Evernoteでまとめノート作り
QBを解いたり、Q-Assistを見たりする中でどうしても自分の中に定着しない知識だったり概念があります。
僕はそれらをEvernoteにまとめて復習していました。
特に電子書籍のスクショをそのまま貼り付けたり、QBの図表を撮影して写真を貼り付けたりできたのでかなり便利でした。
直前に見直したい内容をまとめられるので精神的にも楽になりますね。
※設定を変更することでオフラインでも使用できます。
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⑤TECOMのCBT対策講義
大半(たぶん9割くらい)の学生はMECかTECOMのCBT対策講義を取るので、「みんなと同じ勉強をする」という意味でTECOMをとってみました。
一応講義動画は全部みました。
三苫先生という有名な講師の方の授業はわかりやすかったので数回復習しましたね。
でもぶっちゃけた話、Q-Assist見るなら必要かどうか微妙なところです。
次の項目で予備校講座が必要な検討していきます。
予備校講座(TECOM、MEC、medu4)・模試は必要か
僕の経験だとCBTに受かるというのが目標なら必要ないかなと思います。
講義のクオリティはQ-Assistが圧倒していますし、紙媒体なのも持ち運びに不便です。
しかし、これから国家試験向けの講座を選択していくことになるので、
「国家試験対策の予備校選択の参考にする」、「みんなと同じことをする」という意味では取る価値が出てくると思います。価格も2万円しないくらいですしね。
またmedu4は国家試験対策まで同じ教材(あたらしいシリーズ)が使えるので、
「CBTと国家試験で教材わけたくない」という方には向いていると思います。
元MECの人気講師の方の授業で現在、医学生にかなり人気が高まっています。
僕も視聴したらレビューします。
模試に関しては完全にQB模試のみでいいと思います。
僕はQB模試しかやっていませんが(シリアルナンバーで無料だったし)、MEC・TECOM模試をやった人は「CBT本番に比べて易しすぎる」・「高い(6000円ほど)」という意見がほとんどだったのでおすすめしません。
ちなみに僕はQB模試の正答率が85%くらいで難易度はCBT本番とほぼ同等だったという感想です。
CBTは正答率の低い、いわゆるプール問題ではない問題が消えるのでQB模試より点数上がった感覚です。
3.まとめ
・定期試験の勉強をしっかりやるのが最も重要。
・QBは解説までしっかり読み、病見えなどの参考書で知識の補完をする。
・講義動画はQ-Assistがとにかくおすすめ。
・模試はQB模試で十分。
・Evernoteでまとめを作ると復習に便利。
こちらもどうぞ。
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CBTで9割を超える方法
医学部3〜4年生で受験するであろうCBTで正答率90%を超える方法(正確には超えた方法)をお伝えします。
CBTで高得点をマークする意義などは知りません。若干マッチングで有利になることがあるかもしれませんが、大半はただの自己満足であろうと思われます。
私は現在医学部を卒業し研修医として働いています。
4年生の時に受験したCBTで93.1%をマークしました。
私はいわゆる「真面目な学生」ではありませんでした。
講義は出席しないと試験が受けられないため仕方なく出席し、出席カードが配られたら早々に講義室を出て、食堂などでスマホゲームしたり家に帰ってだらだら惰眠を貪る学生でした。
6年間この生活が続き、もっと生産的なことをしておけばなあと後悔してます。
私がそんな学生であることを念頭におき、以下をご覧ください。
低学年の頃からきちんと勉強していた
この場合の「きちんと」というのは、「予習をし、講義を聞いてしっかりノートをとって、その日のうちに復習する」というようないわゆる「真面目な学生」という意味合いではありません。
「過去問ベースではなく、しっかり教科書を読み込み、人に説明できるようになる」という意味合いです。
私は毎日授業には出ていましたが、それは出席しないと試験を受けられないためであり、この6年間ほとんど講義は聞いていませんでした。
しかし、試験前の2週間ほどは教科書を読み込み、講義プリントを全暗記し、過去問に出た範囲以外の周辺知識を含めて、人に何も見ず説明できるくらい頭に入れていきました。
低学年の時にこのようにきちんとした勉強を積み重ね、さらにノートを作って見直せるようにしておいたことが、CBTにつながったと確信しております。
その場しのぎの勉強しかしてない人は、どこかでつまづき、最悪留年するといったケースをよく見かけます。
気合いを入れて勉強した
精神論のように聞こえますが、医学の勉強は精神論で片付きます。医学は全て、知識と経験で成り立ちます。ことに試験では知識しか要求されません。
未知の情報を覚えるのは身体に負担がかかります。勉強は一種のスポーツです。
1年間かけて勉強しても、一瞬の試験で吐き出せるのはせいぜい直近の2ヶ月程度の知識です(国試でもそう)。
その2ヶ月間、どれだけ気合いを入れて勉強したかで成績は変わります。
もちろん2ヶ月で知識0から9割をとることは不可能です。長い時間をかけて下地を作る必要があります。
その下地を、CBT半年前にはある程度作っておきましょう。国試対策のビデオ講座を1周する程度で構いません。まあしなくても「病気がみえる」を通読するくらいでも十分だと思われます。
私は「病気がみえる」を通読する補助として「Q-assist」(当時は無料だった)を利用していました。
余談ですが、Qアシの無料時代のマイナーはDr.盛永ではなく、謎の人物(顔出ししてない)によるレビューブックの通読であり、意味不明ながら楽しかったのを覚えています。
結局良い方法論など存在しない
(医学部の受験を突破してきた人たちですから、勉強法など特に心配ないと思いますが)
何をベースに勉強するか、どんな参考書を読むか、効率の良い方法はあるのか・・・
巷には勉強方法論を説いた本やyoutubeなどにそれらしき動画が掃いて捨てるほど溢れておりますが、どんな方法をとったとしても、結局地道にトライアンドエラーを繰り返して知識を覚えるしかないと思ってます。
勉強は理論や計画ではなく、「実際・実行」です。
勉強は系統立てられたピラミッドのような知識形態を、論理的に頭に入れる「作業」です。
医学部の試験はかなりのプレッシャーがかかる特殊なものだと思います。苦しみながらも勉強して、自分なりの勉強の仕方を身につけることが最も効率良い方法だと感じます。
予備校が氾濫しているが・・・
どこの予備校でも問題ないです。
私はDr.清澤が面白かったのでQ-assistにしました。
medu4はiPadなどを駆使するとかなり効率良く見えました。
MECはCBTでどのように活用するのかわかりませんが、国試直前期では良い精神安定剤になるだろうと思います。
TECOMは優秀な友人がとっており、病態に重きを置いた秀逸な講義を展開していたのが憧れの対象でした。
つまりCBTで9割を超えるためには
知識の定着の基本は重ね塗りです
低学年のうちから、教科書ベース(基礎は成書、臨床は病みえ)で知識を頭に叩き込む。
1週間もしたら全て忘れる。
またテスト前に気合いを入れて覚える。
そしてまた忘れる。
また次のテスト前に、優秀な友人に馬鹿にされがら、自己嫌悪に陥りながら同じことを覚え直す。
それを永遠に繰り返す・・・。
眠たくなったら立って問題を解く。
辛い時は、自分に期待している親を思い出す。
応援してくれている人たち恩返ししたいという気持ちを持つ。
「超えなければならない壁」と思い、自分を奮い立たせる。
結局は苦しくて辛い、そして地道なトライアンドエラー・・・。
苦労して、良い結果をとりましょう。
【医学部CBT90%】CBTで9割を取る勉強方法、留年からの逆転
実際の成績
私自身は医学部入学後、留年も経験し、4年生まではお世辞にも成績がいいとは言えませんでした。
基礎医学のうち、特に1,2年生の成績は、ほとんどが再試合格による「F」です。
そんな中、4年生になり臓器別系統講義が始まり、4月末に受けた4つの試験のうち、2つが再試にかかり、
このままではまた留年すると思い、「CBTは頑張ってみよう、どうせやるなら9割を目指そう」と決意しました。
本格的に勉強を開始したのがゴールデンウィークで、CBTの受験は11月上旬でした。
本格的な勉強開始からCBT受験まで、約半年です。
発言の説得力を上げるため、成績を掲載しておきます。正答率は、91.12%でした。
CBTで9割を取る勉強方法
約半年間の勉強を経て、底辺からCBTで9割を獲得するに至るまでの勉強で気を付けたことは以下2点です。
国試の勉強をする 人より深く理解し、広く知っていることを意識して勉強する
1.国試の勉強をする
CBTを最終目標にした勉強は一切せず、臨床科目に関する講義動画や教材は全て、国試の範囲までカバーしているものを使用しました。
講義動画を中心に各科目、各疾患の全体像をインプットし、クエバンは知識が定着しているかを確認することを主な目的にして解いていきました。
いきなりクエバンを解いてしまうと、一つの疾患の症状、検査所見、治療などがリンクせず、断片的な知識としてしか、入ってこないと考えたためです。
使った教材
Q-Assistの講義動画とテキスト(臨床 メイン教材)
medu4 基礎医学(当時はQ-Assistの基礎医学が未リリースだったため)(基礎 メイン教材)
QB(クエスチョンバンク)CBT(アウトプット用メイン教材)
イヤーノート(わからないときに頼る)
病気が見える(わからないときに頼る)
学校の授業配布資料(補助、余裕がある時に目を通す)
Q-Assistの講義動画とテキスト(臨床 メイン教材)
Q-Assist の講義動画は非常にわかりやすく、予備知識ゼロの状態で見始めてもほとんどつまずくことなく、勉強を進めることができました。
大学の授業に合わせて講義動画をみて、見終わったらテキストに書いてあることを丸覚えしました。
今思えば、深く理解せず書いてあるままを覚えただけの知識も多くありましたが、丸覚えしたことがふとした時に、見たり聞いたりして理解が深まることも多々あったので、予備知識ゼロという方は一旦インプットしてみるというやり方も試してみてください。
medu4 基礎医学(基礎 メイン教材)
Q-Assistで基礎医学講座がまだ発売されておらず、基礎医学の知識はほぼゼロに等しかったため、受講しました。
こちらも非常にわかりやすく、予備知識ゼロからでも全く問題ありませんでした。
ただ、最終的な結果を見ると、基礎医学は一番得点率が低く、足を引っ張る形となりました。
膨大な基礎医学の範囲を、それまで基礎医学の勉強を頑張ってきた人と同レベルにするのは、現実的ではないと感じました。
予備知識ゼロからCBTの基礎医学を得点源にすることは難しいため、「大きく差をつけられることはない程度の学力」を身に着けることを目標にするのがいいと思います。
QB(クエスチョンバンク)CBT(アウトプット用メイン教材)
知識が定着しているかの確認と、理解不十分な部分がないかの確認を主な目的として解きました。
Q-Assistの講義動画のおかげで、そこまで苦労せず解くことができました。
4連問は難しすぎたため、全て解き切らずに本番を迎えました。
4連問以外の問題に関しては、完璧にした状態で本番に臨みました。
実際に勉強した順序
大学の授業に合わせて、Q-Assist の国試用の動画を見る。
動画を見た疾患に関して、Q-Assist のテキストに書いてある内容を理解・暗記する
記憶を定着させることと、理解不十分な箇所がないか確認することを目的にクエバンを解いていく。
2.人より深く理解し、広く知っていることを意識して勉強する
医学部の勉強では、見ている講義動画、教材がほとんど同じであるにも関わらず、CBTなどのテストの点数に差が出ます。
高得点が取れるのは、人よりも深く理解しているか、人よりも広く知っているかのどちらかの要素しかありません。
深く理解しているか
なぜその治療をやるのか、なぜその検査が重要なのか、それらの疑問を深めていくことで、結果的に人よりも深い理解、広い知識につながっていきます。
同じ教材を使っている以上、その教材を完璧にした場合の最終到達点は同じです。
CBT9割などの高得点を取るには、目の前にある知識を鵜呑みにするのではなく、その知識に対してなるべく多く問いを立ててその問いを解決していくことが知識量の差になると考えています。
広く知っているか
人が知らない知識を知っていることも、高得点を狙う上で重要な要素です。
例えば、急性膵炎でみられる有名な所見として、「Cullen徴候」や「Grey-Turner徴候」があります。ただ、同じ急性膵炎でみられる所見として、「sentinel loop sign」について問われると、正答率は少し下がるのではないでしょうか。
シンプルに人が知らない知識を積み上げていくこともCBT9割を目指すうえでは、重要なことです。
予備校のテキストには書いていないが、病見えには書いてある知識を覚えるなどして、知識の質だけでなく、量でも圧倒する必要があります。
深く掘ることは広く掘ることに繋がる
深さと広さのどちらも重要ですが、大きな指針としては病態などを深く掘り下げていくと、知識は自然と広くなっていきます。
深い穴を掘るには、広く掘ることも必要になるからです。
まとめ
医学部に入って、留年を経験した私でもCBTで9割を獲得できました。
同じように留年した方、半年あればなんとかなります。
どなたかの勉強の参考になれば幸いです。
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医学生の方に向けて、医師国家試験の勉強方法についても紹介しています。
医学部CBTの勉強法【9割取りたい、時間がない医学生必見】
こ医学部の勉強についていくことが大変でツライと感じ日々逃げ出してしまいたがったです。
ぼくがどのようにCBTで乗り切ったのか。
また、ぼくの周りのCBTで9割をとった優秀な友人や先輩にも勉強方法を聞きました。
そこで、優秀な人たちの勉強方法についても書きました。CBTで効率よく得点を稼ぎたい人は読んでみてください。
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CBTの勉強の方法
時間がない人
部活などで時間がなくてCBTの勉強に時間がかけれない人はQBを徹底しましょう。
QBを4、5周すれば確実に受かります。
頭がいい人なら2~3周で受かります。勉強を始めるとき必ずvol2、vol3から始めてください。なぜここからやるべきかというとここを完璧にすれば68%の問題が得点可能になるからです。
CBTの合格基準は大学ごとに決められています。そして、最低の基準がIRT359という基準です(IRTとはCBTは受験生ごとに受ける問題が違うので問題の難易度まで考慮した成績です。)。
IRT359って言われてもよくわからないですよね。得点率に換算してみると約65%です。
ぶっちゃけ、ぼくの周りでもこのvol2、vol3の得点が高い人は得点率も高かったです。
一方、情弱でvol1から開始してvol1を徹底していてvol1の部分が9割ほど取れていたのに再試にかかった人もいます。
vol2、vol3とは臨床問題です。臓器別疾患(神経系、循環器系など)と全身性疾患(感染症、免疫・アレルギー系など)です。
ここからは本番8割のぼくがどのように勉強したかをvol2、vol3の勉強方法から解説していきます。
vol2、vol3
Vol2、vol3の1周目はどのような問題が出るかを把握するため、CBTによく出る疾患を把握するためにあまり深く調べないでさらっとやりました。
vol2、vol3の2周目はレビューブックも見ながらときました。
レビューブックに書いてないQBの解説部分をレビューブックに書いてレビューブックを自分専用の参考書に育てていきました。
レビューブックはおすすめです。特にマイナー科、産婦人科、小児科はよいと思います。内科・外科は悪くはないのですが少し足りないなという印象を受けました。
vol2、vol3の3周目は間違った問題を中心にやりました。
QB Onlineでは〇△×など問題を解くごとにチェックできるので1周目2周目で△×だったものをやりました。
また、3周くらいすると自分が苦手な部分が分かってきます。苦手だなと思った部分はQ-Assistが無料期間だったので見ました。
vol2、vol3の4,5周目間違った問題をシャッフルしてやりました。これでvol2、vol3の問題は大体解けるようになりました。
vol1
vol1はvol2、vol3の3周目が終了してから1周目を開始しました。
医療倫理などは常識で解ける問題もあるのですが医学一般、いわゆる基礎である生理、生化、薬理などは難しいです。
ちなみにこの医学一般の部分からの出題は20%と高いです。
vol1の1周目はvol2、vol3と同じようにさらっとやりました。
2周目はvol2、3の4周目と同時にやっていきました。
2周目は間違った問題に絞って問題を解きました。そしてQBの解説がしっかりしているのでノートにまとめながら進めました。あと、1,2年生のときの大学の講義資料を見直したりしました。
3周目は間違った問題だけをシャッフルしました。これで大体解けるようになりました。しかし、発生や生化学など一部の分野は最後まで完璧にはできませんでした。臨床問題で稼げば落ちないでしょって思っていました(笑)
vol4
vol4はクイズ感覚でできるので面白いなと思っていました。
しかし、vol2、vol3の知識がないときついです。
ぼくはvol2、vol3を4周くらいしてから取り組みました。最初は全然わかりませんでした。臨床やったのに全然できないじゃんと思い1周目を終えました。
2周目はvol4の1周目で、代表的な疾患しか出ないことを把握できたので解けるようになっていました。
間違った問題のみを2周目からシャッフルしてやりました。シャッフルしないとどの分野の問題かわかってしまうので2周目でシャッフルしていいと思います。
vol5
vol5はいわゆる去年初めて出題された新作問題です。
採点除外問題も含まれているため時間がなければやらなくてもよいと思います。ぼくは時間があったので全体の復習のために1周かるくやっておきました。
時間がある人
時間に余裕があるという人はQ-Assstやmedu4などを受けて良いと思います。
CBTだけではなく国家試験の勉強にもなります。それぞれの疾患について深く勉強できるのでしっかりと講義を受ければCBTが余裕になるみたいです。
CBT9割の友人の勉強法
授業中、後ろの席でイヤホンしてQ-Assistを毎日受けていた友達がいました。
その友人はCBT本番93%でした。モラル的にどうなんだよって思う方もいるかもしれませんが大学の授業よりも大手の会社の講師のほうが圧倒的にわかりやすいです。
Q-Assistが無料でした。そこで、ぼくも苦手分野をCBT前に受けましたが初めて授業をみたとき感動しました。
大学の授業受けてた時間もったいなかったな(´;ω;`)と思ってしまうほどでした。早い段階で体験版などの無料のやつでよいので見てみることをお勧めします。
いつから勉強を開始するのが良いの?
これについては早ければ早いほうが良いに決まっています。
しかし、医学生というのは部活、バイト、飲み会などに費やさなければならない時間が多く、勉強できる時間は限られていますよね(笑)。
ここでは大学入学後無遅刻無欠席、でも、成績は平均しかとれない3浪医学部生であるぼくのことを書きます。
部活に打ち込んでいて、勉強する時間がなくても医学部のテストを乗り切っている友達の勉強法を解説していきます。
凡人
ぼくはCBTの10ヶ月くらい前から勉強をはじめました。
先輩からQBのvol1~vol4の冊子をもらい長期休暇などみんなが遊んでいる間にコツコツはじめていました。
大学受験で何度も失敗を経験していました。さらに医学部で周りの人より自分が能力的に劣っていると感じることが多かったです。そのためかなり早めに始めていました。
ぼくの結果は8割弱で学年で平均くらいの順位でした。
CBT直前はQBについてくる模試、テコム、メックの模試も全部受け終わっていてQBも5~6周していてやるだけやったなという感じでした。
大学の授業も無遅刻無欠席で再試もなしでどうにかやってきていたのでもう少し点数を取れると思っていましたが凡人にはこれが限界でしたw。
凡人でも75%くらいでよいと考えている人は5~6カ月前から始めても間に合うと思います。
効率が悪くない人
ぼくの先輩や同期で効率の良い人は「vol4は1周も終わらなかった」とか「vol1は1周しかしなかった」とかいう人もいます。
それで80%とか85%とかとってます。こういう人はぼくの周りでひとり、ふたりではなく結構たくさんいます。
しかし、ここで勘違いしてほしくないのはこういう人でも聞いてみるとvol2、vol3は3周くらいはしています。
部活やイベントなどのせいで3週間前くらいからしか勉強に集中できてない人もいましたが受かってました。
効率の良い人は3~4週間で受かっちゃいます。しかし、この期間最後の追い上げで1日14~15時間勉強している人もいるみたいです。
したがって、この追い上げをすることができそうな人だけにしたほうがいいと思います。
ぼくの同期の入学試験で首席だった人は1週間前から勉強を始めたみたいですがさすがに再試になっていました(;’∀’)。
CBTの合否結果の発表から再試まで2週間くらいしかなかったのに、再試で通してきたときはさすが天才だなと思ってしまいましたが…。
自分は追い込まれてからが勝負だとおもっている人もせめて3~4週間前から本気でやると良いと思います。vol2、vol3から手を付けるのがおすすめです。
まとめ
僕は4年生のとき部活の幹部やバイトをしていました。
また、天才でもなく勉強が得意というわけでもないです。
ただ真面目で不安症なのでかなり早くに始めました。ぼくより早くにCBTの勉強を開始したという人はほぼいませんでした。
したがって、10ヶ月前くらいからスタートすればかなり余裕だと思います。1年以上余裕あったり、いま、10ヶ月前くらいでバイトや部活をやってない人は国試対策も兼ねてQ-Assistやmedu4やっておくとよいと思います。
CBT後の実習や国家試験も楽に乗り切れると思います。
ギリギリまで他のことに取り組みたい人でも1カ月前くらいからは本気で取り組み始めると合格できると思います。(ぼくは効率悪いので1カ月前スタートだったら絶対落ちてますがw)
確実に言えることとしてはvol2、vol3を徹底的にやることが大事、QBさえ完璧にすれば確実に合格はできるということです。
医学部の勉強は量が多くて大変でくじけそうになることもあると思いますがどうにか乗り切っていきましょう!!
2019年度版ですがCBTの基本情報はここが分かりやすいです↓
【これで9割達成!】医学部CBT対策で使った教材まとめ
【これで9割達成!】医学部CBT対策で使った教材まとめ
こんな方の役に立つ記事です CBT対策ってQBをやるだけでいいの?
CBT対策に使える教材が知りたい!
医学部生活の大きな山の1つが、4年次のCBT試験です。
6年次のマッチングではCBTの成績の提出を求める病院もあるので、ただ通れば良いというだけでなく、ある程度良い成績で合格したいところです。
CBTの対策といえばQB(クエスチョンバンク)が王道ですが、高得点を目指す場合にはQB以外の教材も使うと効率が良いです。
本記事では、私がQBと、Q-Assistやmedu4などの予備校動画以外に使用した教材(書籍)を紹介します。
私はこれらの教材を使ってCBT本番では9割得点することができました。
CBTで高得点を目指す方の参考になれば幸いです。
目次
臨床医学対策
CBTの出題の65%程度は臨床問題で、当然ですがCBTのメインの内容です。
高得点を目指す方も、あまり時間がない!という方も、臨床医学、特に内科・外科分野は確実に押さえておく必要があります。
予備校の動画で勉強するのも良いですが、全部の科目の動画を見るのはかなりの時間がかかるので、QBをベースに必要な知識をインプットしていくという方法もおすすめです。
私が臨床医学対策で使った教材としては、辞書的な用途で「病気がみえる」と「レビューブック」、また、ブロック6(4連問)対策で「診断力を鍛える!症候足し算」です。
病気がみえる(メディックメディア)
医学生の強い味方「病気がみえる」です。
持っている方も多いと思いますが、イラストが豊富でたいへんわかりやすい教科書です。
電子版だとQBの解説内のリンクからワンタップで見たいページに飛ぶことができてとても便利なので、CBT対策用には電子版がおすすめです。
QBと「病気がみえる」の連携(メディックメディアHPより引用)
医学生えぬ 1冊が結構なボリュームなので、全巻を1から通読するというよりは、辞書的な使い方が良いと思います。
レビューブック(メディックメディア)
「病気がみえる」と同じくメディックメディアが出版している「まとめ本」です。
イラストが豊富な「病気がみえる」に対して、「レビューブック」は必要な情報が簡潔・コンパクトにまとめられています。
「病気がみえる」は2022年現在、小児科、精神科、放射線科が発売されていないこともあり、私は「レビューブック・小児科」と「レビューブック・マイナー」の電子版を購入しました。
「病気がみえる」と同じようにQBとの連携も可能です。
医学生えぬ 書籍版もサイズがコンパクトで持ち運びしやすいので、CBT後にも病院実習でポケットに入れて使っている医学生も多いです。
診断力を鍛える!症候足し算(羊土社)
この本はいわゆる臨床推論の教科書です。
例えば、「胸痛」というキーワードからはさまざまな鑑別疾患があがると思いますが、「胸痛」+「移動する痛み」であれば「大動脈解離」、「胸痛」+「数分間」+「夜間〜早朝」であれば「冠攣縮性狭心症」が疑われます。
このように、「主訴」+「随伴症状」という組み合わせから、疾患を思い浮かべられるようにしようというのがこの本のテーマです。
CBTのブロック6(4連問)は、患者の主訴・症状をもとに、疑われる疾患や行うべき検査、予想される検査所見などを答えていく形式で、臨床推論の力が求められます。
実はこのブロック6は苦手とする人が多く、CBTで最も差がつきやすいところです。
CBTで高得点を目指す方は、臨床推論の力をつけてブロック6でしっかり得点できるようにしておきましょう。
基礎医学対策
基礎医学はCBTの出題の約20%を占めます。
高得点を目指す場合、基礎医学分野での得点が重要になります。
ただし、「基礎医学」といっても細かく勉強するとキリがないので、ある程度ポイントを絞って勉強しましょう。
私はメインの教材として、Q-AssistのCBT基礎医学講座を使っていました。
予備校の基礎医学対策講座はCBT試験で出題される範囲に絞ってまとめてあるため、勉強の効率が良くおすすめです。
ここでは予備校の講座以外で、基礎医学の勉強に役に立った本を紹介します。
がん遺伝子の発見(中公新書)
がんが遺伝子の変異によって発生するというのは今では当たり前の知識ですが、「がんがどのようなメカニズムで発生するのか」を明らかにするために、世界中の研究者がどのような研究を行ってきたのかということが解説されています。
CBT基礎医学でも頻出の「がん遺伝子」や「がん抑制遺伝子」についての理解が深まる本です。
古い本ではありますが、物語調で書かれていてとても面白いので、勉強の合間の読み物としてもおすすめです。
リンク
休み時間の免疫学(講談社)
免疫は臨床・基礎の両方で出題されるので、コスパが良い分野です。
細かい知識を忘れてしまったという方は、「休み時間の免疫学」という本が、重要なポイントがコンパクトにまとめられていておすすめです。
1週間あれば読めるくらいのボリュームです。
リンク
新しい発生生物学(講談社ブルーバックス)
発生は苦手という人がほとんどではないでしょうか。
私もかなり苦手意識があったので、まずQ-Assistの基礎医学の講座を使って復習しました。
Q-Assist以外に、ブルーバックスの「新しい発生生物学」という本はわかりやすく、入門書や知識の整理としておすすめです。
リンク
公衆衛生対策
公衆衛生はCBTの出題の約10%を占めます。
基礎医学と同じく、高得点を目指す場合には重要です。
私はmedu4とQBだけで済ませてしまったのですが、「レビューブック・公衆衛生」は要点がまとまっていて使いやすいということでおすすめしている人が多かったです。
リンク
まとめ
本記事では私がCBT対策で使った教材を紹介しました。
CBTで高得点をとっておくとマッチング試験でも安心できますし、CBTの勉強自体が5年次以降の病院実習でも役に立つので、ある程度時間をかけて対策するのがおすすめです。
ここで紹介した教材をはじめ、使えるものはうまく活用して、効率よく高得点を目指しましょう!
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